方言で語られるオムニバス形式の恋愛。それぞれの心情が見えるから、すれ違いや思いを隠すシーンがもどかしい。でも、仕方ないよね。気持ちを伝えるのって勇気が居るからね。 小説の題名を見た時点で、あの歌の歌詞を書いてしまったけど、この物語に合ってると思ったので思い切って書きました。良かったら皆さんの脳内エンディングとしてお使い下さいw
ああ、こういう中学時代送りたいよね、と思わされる作品。好いです。控えめに言って、最高です。どの話もコンパクトで気軽に読め、別にジレジレ展開も甘々もないのですが、それがいい。自然体の方言(博多弁?)と、等身大の登場人物。飾らないキャラクターにわざとらしくない台詞。どれもこれも、フレッシュでぎこちない中学生の恋と青春をうまく切り取っているように感じます。
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