概要
彼女が不泣姫《なかずのひめ》とあだ名される理由とは……?
蓮の花が美しく咲く小国・ロテュス王国。
貴族令嬢のリィシアは家出中で、地方の養老院に匿われながら老人の世話をしてる。
そんなリィシアには、不泣姫《なかずのひめ》という由来不明のあだ名があった。
雨期の最中、王弟が養老院を視察に訪れる。リィシアと同い年、16歳の王弟は、一度聞いただけで全てを記憶する男、といわれている。
その才能を発揮して視察を終えた王弟は、あろうことかリィシアに求婚した。
実は若い男性が苦手なリィシア。それは、家出の理由とも関係していた。
貴族令嬢のリィシアは家出中で、地方の養老院に匿われながら老人の世話をしてる。
そんなリィシアには、不泣姫《なかずのひめ》という由来不明のあだ名があった。
雨期の最中、王弟が養老院を視察に訪れる。リィシアと同い年、16歳の王弟は、一度聞いただけで全てを記憶する男、といわれている。
その才能を発揮して視察を終えた王弟は、あろうことかリィシアに求婚した。
実は若い男性が苦手なリィシア。それは、家出の理由とも関係していた。