ゼロから講座(ゼロから楽しく小説を書くための講座)

尾崎ゆうじ

①まず始めよう、短編アイディア出し

ご挨拶)


▽こんにちは! ゼロから講座にお越しいただきありがとうございます!

 この講座は、『小説を始めたばかり』or『小説をこれから始めたい』という方へ向けてちょびっと役に立つノウハウを紹介しつつ、尾崎ゆうじと一緒にゼロから一緒に楽しく小説を書き上げましょうという企画です。


「けっこう参考になるじゃん」と思った方は、講座や尾崎ゆうじのフォローをお願いします。


※20201025の全面テキスト化にともない、過去のyoutube動画を文字起こししました。


 動画のリンクはこちら。

https://www.youtube.com/playlist?list=PL1SdxMjAz-FRL0Vedpa_kTllj1a1-elRO



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(今日の講座)



 改めまして尾崎ゆうじと申します。

 

 まず、この企画を始めた理由について。


 7月から『小説の「続きが気になる度」を評価してみた!』(略称『気になるどー』)という書評企画をスタートしました。おおむね好評で少しだけ盛り上がったこともあってか、最近ではいまさらカクヨムさんもまったく同様の企画を公式に打ち出したので、「プロに先んじてやったぜ」とわずかにドヤッてる次第です。


 それはさておき、第3回と4回の書評で、文章添削もできるようにとyoutube動画を活用したことをきっかけに、「ネット講座みたいでタメになる」という声が上がっていまして、私ごときの知識でも役に立つのであればと、『まだ始めたばかりの方々のため、これから小説を始めようという方のため』に講座を開きました。


 コンセプトは以下のとおりです。


・対象: 小説を始めたばかりの方、小説を始めようとしている方


・進め方: 決まったカリキュラムなどはないけど、まず手を動かして、ゼロから尾崎が小説を書いていくところを見せ、気が付いたら都度ノウハウを解説する。


・目標: ただ小説を書いてもつまらないので、とりあえず『5分で読書短編小説コンテスト』というコンテストへ応募することを前提にテーマ選定から始めていく。


・狙い: 実際に小説をゼロから書いてコンテストへ送り、どのような結果になるか。までをトータルで見せることで、ノウハウ解説だけでなく、創作エンタメとしてもそれなりに価値があると思った。


 というわけで、ただのノウハウを知るだけなら、ノウハウ本を買って読めばいいわけです。でも本当にゼロからスタートして、右も左もわからずに小説を始めたころの自分を思い出してみると、ノウハウ本に書かれていることがいまいちピンとこなかったし、技術的なことを言われても、よくわからないわけです。


 だからリアルタイムで創作が進行する様子を、一緒に見て感じてもらえればいいかなーという狙いがあります。


 例えば、大工の知識を前もっていくら本で読んでも、1からまともな家を建てるのは厳しい。だから棟梁が一緒にカンナ掛けから見せて、実際にやらせてみるんですよね。リアルタイムで細かいところも見せながら、家が建設されていく様子を肌で感じさせるわけです。


 この『ゼロから講座』は、そういうコンセプトで始まりました。



(ワードソフトと小説を書く際の書式の設定)


 主にこれから始めようというかた向けの情報です。


 ・microsoft365(ワード)

 ・WPSライター

 ・一太郎


 こららの3種類が、小説を書くうえでの主だったワードソフトになると思います。


「まだ本気で続けられるかわからない……」


 という方は、


 ・openoffice

 ・google office


 などの無料ソフトを活用してみると良いと思います。


 とりあえず今回はカクヨムから応募できるコンテスト用に書くため、横書きで文字を打ち込んで、その文字数が確認できればそれでいいです。(動画では、もう少し詳しい説明をだらだらとしています。縦書き、横書きなどの設定についても言及していますが、割愛します。知りたい方は我慢して動画を観るか、ググってください)


 


(5分で読書コンテスト) 


 まず応募を想定しているコンテストの募集要項を読みます。


『3テーマの中から選び、そのテーマに沿った3000字~6000字程度の短編』が求められているようですね。学校での『朝読書』という時間に読まれることを想定した短編という感じのようです。

 コンテストのリンク→https://kakuyomu.jp/contests/5min_short 



 指定されている3つのテーマというのは、次のとおり。


1 最後は必ず私が勝つ(どんでん返し)


2 通学路ふり返るとそこにいる(ホラー)


3 想いが通じる5分前(恋愛)



 この中の1つ~複数のテーマを選び、それに沿った短編を書くというわけですね。


 個人的には「どこまで厳密にテーマを守ればいいのか?」という点についてよくわかりませんでしたが、企画ということで、それほどギリギリを攻めるようなトリックプレーはせず、テーマのままの短編を書きたいと思います。


 もっと厳密にどんな作品を想定して書けばいいのかを知りたい方は、同じシリーズの書籍がすでに何冊か出版されているようですので、そちらを読んでみるとよいでしょう。


 

 私の場合、何かを考える際には、頭の中だけで考えず、手を動かすことを意識しています。ちょっとタイピングしてみると言葉が出てくるので、わりとおすすめです。


 まず、自分に質問しながら、どのテーマを選ぶか考えます。



 Qどれを書いていこうかな?


 ・まずは初心者講座ということで、どんでん返しよりもホラーや恋愛からスタートしよう。

 ・個人的にはホラーが好きだけど、より順当というか正統派なら恋愛かな。



 まっすぐ正統派で書けて、純粋に起承転結を作って書けると思い、この『ゼロから講座』では最初に恋愛を選択しました。


 ホラーはゲームでいうとトリックプレー。変な展開でも通用したりするから、こちらは後に回すことに。


 どんでん返しはそんなに自信ないので、思いついたらやる感じにしました。


 みなさんも、良ければ以下の点を参考にしつつ、今後アイディアやテーマ選択をしてみてください。


 ※ただし、本当にまだ作品を書いたことがない、書ききったことが無いと言う方は、好きなジャンルで、好きなものを思いっきり書いてみることをお勧めします。まずは難しく考えず、「さいごまで書けた」という達成感と、書ききった後の「気持ちいい……」という解放感をぜひ味わってほしいです。


 

(アイディアの出し方)


 最近私がおすすめしているのは、3視点法というやつです。三方善さんぽうぜん(良し)、という考え方を基にアイディアを出し、どういう作品にするか考える方法です。


 以下の3つの視点をもとに書いていくと、誰かに刺さりやすいテーマの作品を書くことができると私は考えています。(直近で私が書き上げ、リライトができていない『ナゾ解き先輩』は、この考え方で創られていません。反省を込めて、じゃあどうしたら良かったのかと真剣に深掘りし、書評作品で多くの作品を読み、プロの作者さんや編集者さんが、本を作っていく際に考えている基礎の部分も参考にしつつ、わかりやすい形で視覚化した、という感じです。たいそうなものではありません)



①Q私はどんな作品にしようかな、どんな作品にしたいかな。


②Qどんな人に喜んでもらいたいかな。


③(Q募集主はどんな作品を望んでいるかな?)



 

 はい、では次回はこれら3つの視点でアイディアを出していく方法を、具体的に解説しながら、実際にどんな作品にするかを決めていきます。




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(今日の作業内容)


 ・ゼロから講座スタート。テーマを決め、これからアイディアを出します。


 進んだ内容は、↓のリンクを参照(日付とナンバーに注意)。

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054934956287

 

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(今日のエッセイ)


 ゆるーく始めました笑


 ゆるーく、といいながら、自己紹介では顔出しした方がいいかとか、何を話すか台本を作った方がいいかとか、いろいろ考えたりしました。


 怖かった……。


 でも、万が一誰かがこれで喜ぶのなら、それはやる必要があるかなーと思ったので、やっちゃいました。


 一緒に作業したいです、という方に。


 尾崎がやってるなら、俺も、私も、やらねばなるまい、という方に。


 癒されたい、という方に(それは無いか?)。


 たとえ誰も観てなくても、とりあえず創作はできるし、小説も書けるし、まあいっかー、とは思っています。


 とりあえず今回は『5分で読書』のコンテストのテーマに沿って、3作品をノウハウ説明しつつ、だらだら書いていきます。


 あなたも尾崎に釣られるうちに、1本書いちゃうかも?


 30分、しゃべりつつ、黙々と作業しつつ、ペンやタイピングの音が響く……そんな動画です。


 気に入ったらループ再生して、1時間作業や2時間作業にお使いください(本気)。



 

 ◆いつも書いていた『今日の学び』については、3つの理由から別途noteに移行しました。

 一応のリンク→◆https://note.com/ozaki_yuji


①noteだとカクヨムユーザー以外の目にも触れるし、サイトもスタイリッシュで美しいので、書いているとカクヨムにない気持ちよさがある。URLや画像が貼れる! 


②noteからカクヨムへのユーザー流入もあり得るかも? 気になるどー参加作者さんたちの書評が外部の方の目に触れる?


③相互の登録者が増えるかも? 


 そんなWINWINを願って。カクヨムで書くものより、ひとつ上の視点から書いています。参考になる記事などもシェアしていきますので、それなりに有益かと。



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(おつかれさまでした)


 改めて、わりと参考になるじゃんと思った方は、この『ゼロから講座』や尾崎ゆうじのフォローをお願いします。過去にあれやこれやと無駄に困っていた頃の自分に捧げるような感じで、初心者の方へ向けたコンテンツ発信していきます。



 それでは今日のゼロから講座は以上です。


 みなさんの執筆の手がより進むよう祈りつつ、私も作業をしています。


 お越しいただきありがとうございました。



 またお会いしましょう。お疲れ様でした!




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創作コーチ


尾崎ゆうじ


▼以下のリンクは、ドラッグしてコピー → 検索窓に貼り付けて検索してください。


(note)


 https://note.com/ozaki_yuji

 今日の学びはこちらで書いてます。



(youtube)


https://www.youtube.com/channel/UCu54sC6pviWQUC1eA6dqDKg/featured?view_as=subscriber 

 『ゼロから講座』の過去動画はこちら。書評動画もあるよ。



(stand FM)


https://stand.fm/channels/5f810a3bf04555115d146941 


 初~中級者向け。企画で語りきれなかったコメントの深掘り発信を音声で『気になるどーラジオ』


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