⑥ストーリーか、キャラクターか&本文進めました。
講座動画のリンクです。
https://youtu.be/wfFzlqOyx04
今日話したのは、
・本文書いていくんだけど…
・キャラクターをどこまで作りこむか問題
・ストーリーとキャラの関係
・本文を進める
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(今日の学び)
キャラクターの履歴書を作る。
そういう作業をしているプロの作家さんはけっこういるみたいです。小説だけでなく、漫画とか、ドラマや映画、アニメなども同様で、とにかく人物が登場する物語において、そうやってキャラクター像を作り上げるという方がいるらしい。
で、履歴書ができるくらい詳細に書いて、そのうち実際に使うのが何割か、みたいな。でもそれくらい細かく決めれば決めるほど、キャラクターが生きてくる。すると作品に魅力が出る。
単純に言うと、そういう理屈です。
まったくその通りだと思いまして、私もかつては履歴書的なものをがっつり作って小説を書いていました。主要キャラだけでなく、脇役もけっこう真剣に作り上げていました。さらにキャラ同士で架空の会話をさせたりして、キャラのバックボーンや趣味趣向などを深堀りしていきました。
よし、これで魅力的な作品が書ける!
……と思ったのですが、大きな誤算がありました。
そのキャラクターを使って物語を進めたのに、なんだかストーリーが面白くない……。
それもそのはずで、履歴書に書いた項目は詳細だけど、登場するキャラクターたちがお互いに相反する思想を持っていたりとか、衝突したりとか、そういう関係性ができていなかった。
つまり、これといった計画性もなくキャラを作って配置しても、やっぱりストーリーもちゃんと踏まえたキャラクターでなくては、ただそこにいるだけの人たちがたくさんいるような状態になってしまったわけです。
せっかく作った履歴書はただの紙きれじゃん、というオチに……。
そんなわけで、その履歴書というのは、ストーリーと相互に絡み合って出来上がっていくものであり、私が適当に粘土細工みたいに作り上げるだけでは役に立たん、という話なんですよね。
プロの方々は、最初にそのことは当たり前の大前提としたうえで、履歴書を作っていたということなのでしょう。好き勝手作ったわけじゃない。
いや、当たり前の話かもしれないけども。視野が狭くなっているときは「良いこと聞いた」と思ったら実際に何も考えずにやってみたりして、全然ダメじゃんとか言いながら、自分には落ち度がないとか思っていたわけです。
誰もがゼロから100まできっちりすべて言語化できるわけでなく、また受け取る側も、ゼロから100まで漏らさずに行間に埋まっている意図などもすべて汲み取ることなんてできない、という前提を認識しておいたうえで、最終的には自分の頭で考えないと駄目なんだよなあ、という戒めのようなお話でした。
あまりまとまってないかもしれませんが、今日はこんな感じで失礼します。
また明日。
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創作コーチ
尾崎ゆうじ
(note) https://note.com/ozaki_yuji
(youtube) https://www.youtube.com/channel/UCu54sC6pviWQUC1eA6dqDKg/featured?view_as=subscriber
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