⑳なんか途中から読まれなくなる…を回避したい!
今日もゼロから講座の動画17時アップです。
リンクはこちら。
https://youtu.be/CutLcq99raQ
今日話したのは、
・いま書いている5分で読書コン用の短編をふり返って思いつく。
・シーン間の引っ張りが少し弱いかも?
・あおらずに引っ張る。
・謎やもやもやの要素を用意して、次のシーンへ。
・できれば作品全体のひとまとまりの中で、大きな引っ張りがあればマル。
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(今日の学び)
そんな簡単な話じゃねえんだよ。
……と、プロフェッショナルな人たちから言わせたらそうなのでしょうが。でもまあ、ひとつの方法として間違ってはいないかと。
読者を引っ張っていく方法はさまざま。
いつも同じパターンでも冷めるし、上手くハマらなければ引っ張りとして成立しない。とても奥が深く、第一線で活躍する作家さんたちは、シーンごとどころか、あらゆる部分で都度読者が離れてしまわないよう仕掛けを作りながら書いています(と思います)。
時には台詞で、時には伏線で、時には別視点を入れたり、時にはシーンそのものが謎めいて気になる存在だったり……。
それこそ描写で説明した『天地人動植etc』の中で、ストーリーに合っているものであれば、いくらでも引っ張るための仕掛けを作る余地があるのかなと思います。
あくまでその根底には、
「読者を──あなたを楽しませたい」
「もっと面白い展開にしてみせるから、どう?」
といった気持ちがあるんじゃないかなと思います。
情熱を排除して、トラップの仕掛け人みたいに作業的に読者を導いていく作家さんもいるのかもしれませんが……それがプロの仕事だ、と言われたら、ちょっとやだなあ。
でも元メジャーリーガーのイチロー選手も、とあるインタビュー企画で語っていましたが、プロになって仕事として野球を続けていると、かつての「野球をプレイすることの純粋な楽しさ」とは別物の感覚になる、といった旨の発言をしていたので、
『ファンに求められている結果を出す』
『ファンの期待に応える作品を創って提供する』
ということは、そういうことなのかなーと思いますね。
そんなプロがひしめき合う世界で、毎年毎月何冊という新刊を、プロもアマチュアも出版していて……尊敬に値しますね。
どんな作家さんであれ、商業デビューし、ファンが少なからずついている作品を書いている方は、総じてもっと評価され、リスペクトされるべきだと思います。売れてる、売れてない(定義が微妙だけど)に関わらず。
そんなお話でした。
またお会いしましょう。
https://youtu.be/CutLcq99raQ
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創作コーチ
尾崎ゆうじ
(note) https://note.com/ozaki_yuji
(youtube) https://www.youtube.com/channel/UCu54sC6pviWQUC1eA6dqDKg/featured?view_as=subscriber
※初級者向けの『ゼロから講座』は、主にyoutubeとカクヨムにて実施しています!
https://stand.fm/channels/5f810a3bf04555115d146941
※初~中級者向け。企画で語りきれなかったコメントの深掘り発信を音声で『気になるどーラジオ』
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