㉝今日の講座はメッセージです。自信もて。
こんにちは尾崎ゆうじです。
※前置き。
今日も講座は自習です! と告知しようとエディターを開いたのですが、気づいたらメッセージを打ち込んでいました。なので、今日の講座、ということにしました。
暑苦しいかもしれませんが、愛を持って応援させていただきます。
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いま5分コンの気になるどーを進めてます。
毎日いろんな仕事をして、もう気づけば11月11日。再来週には〆切じゃんかと焦っている次第です。(みなさんの作品を評価するのもぎりぎりになるので、申し訳ない)
それでお伝えしたいのは、自信を失ったときの対処法です。
気になるどーをやっていると、すごく優秀で、魅力あふれる作品に出会うことがしばしばあります。もうこれは書籍化も目の前じゃね? みたいに感じられる作品とか。実際、すでにコンテスト上位に食い込むだろう作品もあります。
それを一読し「ああ、私の作品なんて、これに比べたら全然おもしろくないし、上手くないし……」と、肩を落としている方がいるかもしれません。
……が、ひとこと言わせてもらえば「あほか」です。
まず一つ、時間は常に前へ進んでいて、過去には戻れないこと。
比較して落ち込む暇があったら、じゃあどうしたら上手くなるのか、どの部分が自分の作品と違うのか、考えましょう。ただ落ち込むなら時間の無駄です。
かといって、他人の作品を読まなきゃいいのかといえば、そんなわけはない。なろうやカクヨムの作品を全部網羅するような愚行・苦行に踏み出す必要はないけれど、主要レーベルのプロ作で、人気の作品くらいはチェックして、せめてアマゾン試し読みくらいしておこう。
二つ、今できていないなら、できるようになるまで学ぼう、です。
特に売れている作品(もともと人気がある作者さん以外がのぞましい)は、レーベル発・なろうカクヨム発を問わず、必ず序盤の時点で誰かの心をつかみ、1冊分は読み切るに値すると感じさせた作品というわけで、あなたがその同じ場所にいない以上は、必ず学ぶべきことがあります。
たとえどんなに低俗っぽいラブコメや、テンプレファンタジー(とあなたが感じているだけ)であっても、です。
いくつか作品を網羅したら、気になった作品のページをスクショなりしましょう。そのうちの文章の500文字だけでいいし、なんなら1ページのほんの数行程度でもいい。
完全に暗記して書けるまで読んだり、模写したりしてみましょう。必ず学びがあります。それに、あなたの文体がそれで崩れることはないのです。
「なんでこの作品、ここでこんなことを書いているのかな?」
「誰のどんな気持ちを掴もうとしているのかな? そしてどんな気持ちにさせようとしているのかな?」
余白にこれらの質問を書いておき、自分なりの答えを導き出しましょう。その時、必ずあなたの中に成長があります。間違いないです。
正解じゃなくてもいいんです。勘違いでもいいんです。重要なのは仮説と検証、行動なんです。
三つ。いずれ越えてやればいい。それだけの話。
あなたが調べた作品の数々を、ざっと思い浮かべてください。それらが同じエリアにある飲食店だとして、あなたはどんなお店が並んでいたらいいなと思いますか。そこに自分が店を出すとして、それなりにスキルを身に着けたているしたら、どんな店を出せば、お客さんが喜ぶと思いますか。
牛丼屋30軒、うどん屋20軒、みたいなバランスだったら嫌ですよね。
そこに「じゃ、じゃあ私も牛丼屋やっちゃおうかな」と参入したところで、お客さんの溜息が聞こえてきそうですよね。
まずはおいしいものを作るスキルを身に着けましょう、という話ではありますが、
そのうえで、イタリアンやフレンチのお店を出しましょう、
どうしても牛丼、うどん屋で攻めたければ、自信を持って「私の牛丼はあんたたち先輩方よりも1歩先に進んだ美味さがある!」というお店を出しましょう。
それだけをこの3点を真面目にずっと考えていれば(足りない部分はあるかもだけど)、いずれあなたの周りには、今とは別次元のライバルや仲間たちが集まります。いま落ち込んでいる自分を見て「あほか笑」と言いたくなるでしょう。
まあ、私が言っても説得力はそこまでないかもしれませんけど、結局あらゆる業種において結果を出している人の言っていることって、概ねそんな感じなんですよね。
もし知らない方がいたら、「そうなんですよー」とお伝えしてあげたほうが親切だよなという視点で、お節介を焼いている次第です。
自分なりの成長戦略が明確にある方は、ぜひぜひそれを貫いてください。もし上手くいったら、どや顔で私に教えてほしいです。マジで。
そうでない方は、まあ、やってみましょうよ。完璧主義にならなければ、トータル3時間ぐらいでできます。下手すると、ツイッター開いたり、ソシャゲやったり、オナネタ探したりする時間より短くて済むかもですよ。(どんだけ厳選しとんじゃい)
※例外として、すでに書いている作品があって、コンテスト応募とかも考えている場合も多いかと思います。
それが既存の牛丼、うどん屋と別の何かを持ったものであると、自信を持って言えない場合もあると思います。
そんな時は、廃業になるリスクを把握したうえでお店を出しましょう。ダメ元だと明確に理解して、諦めながら営業しましょう。大穴の馬に、捨てても良いあぶく銭を投じているような心持ちでいましょう。捨てていいお金と時間を投じましょう。
大穴の馬に全財産投じて「いけー!!」なんて言ってるのも、それはそれでドラマチックかもしれませんけど。あんまり健康的ではないかなと思います。
まして牛丼きらいだけど牛丼屋やるとか、そんな人がいたらもう……。
いちおう私の中ではエールでしたが、みなさんはどんな気持ちになったかな。(読み直していないので、おかしなところがあったらごめんなさい)
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尾崎ゆうじ
(note) https://note.com/ozaki_yuji
(youtube) https://www.youtube.com/channel/UCu54sC6pviWQUC1eA6dqDKg/featured?view_as=subscriber
※初級者向けの『ゼロから講座』は、主にyoutubeとカクヨムにて実施しています!
https://stand.fm/channels/5f810a3bf04555115d146941
※初~中級者向け。企画で語りきれなかったコメントの深掘り発信を音声で『気になるどーラジオ』
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