⑪なぜ上手くならないのか&描写ってよくわかんない(1)
今日もゼロから講座の動画17時アップです。
リンクはこちら。
https://youtu.be/mD7Metjxzws
今日話したのは、
・フェーズごとのテロップをワードのヘッダーにしてみました。見やすいけど少し弊害あり。どれも一長一短だなあ。
・初心者が知るべき技術ってじつはそんなにない。
・知識を得るだけではうまくならない。
・だからゼロから講座では、実際に尾崎が書いて、これから失敗を見せていく。それが追体験になるから、普通の学習よりも学びが深まりそう。
・あとは書いて読ませる。
・初心者にプロと同じレベルのクオリティを求められる、それが小説。
・詰まるところ描写ってなに?
・どこからどこまで描写しようか。
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(今日の学び)
なんか、上記メモの時点でけっこう良いことを言ってますね(自分で言うな)。
動画で説明してますが、要するに小説って、誰でも書けるじゃないですか。道具も別にいらないし、言語さえ習得していて、識字能力さえあればいいわけで、お金も一切かからない。
『無料で書ける、無料で読める』がカクヨムのコンセプトらしいですが、よく考えたら『無料で書ける』なんて当たり前のことですよね。詭弁。コピーライトの妙ですね。
さらに無料で読めるからと言って、私たちは何でも読むわけじゃない。読んでいて「はあ?」という感じなら、読まない。ただでさえ小説を読むのは時間がかかる。だから、好きで読むなら自分が面白いと感じられるものを読みたい。
面白いと感じられる=まずタイトルとか面白そうな感じで→誰か面白いと言っている人がいて(信用できる人ならなおよし)→興味のあるジャンルで→主人公には共感できて→他の脇役も自然で、魅力的で→途中で飽きたらやめるし→結局面白かったな。
ここまで来てようやく『面白かった』という評価を得られるのだと思えば、それってけっこうプロクオリティに近くない? というお話で、あとはより一層多くの人が求めている題材か、とか。そんなところ。基本的な技術は、売れないプロと同じくらいだと考えていいと思う。
そんなにハードルの高いものを暗に要求されているのに、それがまた自分でも簡単にできることのように感じられてしまうので、それまた厄介。
俺は大丈夫。俺は書けてる。俺は……と一生懸命1人でやっていても結果が出ないのは、まあ、当たり前だったわけです。めっちゃきついじゃん、と感じた時には、何年経っていただろう……。
最初の頃にがんがん指摘されて、それを受け入れてこられたのならば、いまごろもっと上手くなっていて、短編をさらっと書くくらいなら10分でも書けて、そこそこのクオリティで……と、ゼロから講座の内容も少し変わったかもしれません。
いや、逆にその苦しみがあったからこそ言えることがあるのかな。
そう信じてやってます。
真面目なお話でした。
ではまたお会いしましょう。
https://youtu.be/mD7Metjxzws
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創作コーチ
尾崎ゆうじ
(note) https://note.com/ozaki_yuji
(youtube) https://www.youtube.com/channel/UCu54sC6pviWQUC1eA6dqDKg/featured?view_as=subscriber
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