第13話 人間も小説も見た目が9割、そこに全力を注げ!
皆様は「人は見た目が9割」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
社会人の面接であったり、初めてのアルバイトであったり、シチュエーションは様々ですが、初対面の数秒で判断されてしまうため第一印象は気を遣いなさい。という言葉です。
これが小説にも当てはまっています。
小説でいう見た目とは「タイトル」「キャッチコピー」「紹介文」です。
カクヨムの構成上、
第一関門の目次ページに来てもらう。
第二関門の各ページを読んでもらう。→ここでようやく1PV増えます。
この2つをクリアする必要があります。
第一関門の目次ページに来てもらうには、カクヨムのトップページにある無数の作品の中から目に留まってもらうために
・「第2話 まずはカクヨムの仕組みを理解する」
・「第4話 読者に読んでもらうためのカクヨム戦略~タイトル編~」
・「第5話 読者に読んでもらうためのカクヨム戦略~キャッチコピー機能編~」
などでもお話ししました。
では次の第二関門を突破するにはどうするかのお話しです。
ここで重要なのは、人間の心理から考えるならば、「最初の数秒でこの小説は面白いか、面白くないか判断されてしまう」という点です。
Googleアナリティクスのデータでは目次ページの滞在時間は
「カクヨム考察」の目次ページ約36秒、(6月26日時点)
「魔法と嘘とテンプレ」の目次ページは約60秒でした。(6月26日時点)
そして直帰率(目次のページで帰った率)は
「カクヨム考察」の目次ページ25.53%
「魔法と嘘とテンプレ」の目次ページ50.00%でした。
「魔法と嘘とテンプレ」だけ見ると、この50秒前後の時間で読者の半分は面白くないと判断し帰っていったということになります。
つまり、【目次ページで50秒前後でその作品の魅力をしっかり伝え、第1話を読んでもらわなければいけない】ということです。
その面白いと思われる要素が第二関門の「紹介文」を充実させているかどうかになります。
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紹介文を書くコツ
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①ざっくりとした世界観
②どんな能力や設定か(タイトルと重複する場合は不要)
③前半70字前後にメインのキーワードを入れる
それぞれ解説していきます。
①ざっくりとした世界観
初めて訪れた目次ページが60秒前後しか読まれないことを考えると、細かい描写よりもざっくりした世界観の説明程度に留めましょう。
ファンタジーものなのか、転生ものなのか軽く触れておき、それよりも②に注力しましょう。
②どんな能力や設定か(タイトルと重複する場合は不要)
ここが一番作家様が頭を悩ませる部分であり、コンセプトであり、その作品の魅力であると私は思います。
チートスキルならどんなスキルなのか、特殊な設定ならどんな設定なのか、本編で説明してもそもそも魅力を感じなかったら読まれさえしないのでここでしっかり記載しておき、読者の期待を膨らませましょう。
③前半70字前後にメインのキーワードを入れる
スマホでは70字以降は…と省略、PC版では150字前後で…と省略されていました。
タップしたりクリックすれば省略されていた部分も現れます。(1万字以上記入できそうです。)
ですが、読者はスマホが多い点、流し読みされる可能性を考えると、前半の70文字でしっかり魅力を伝え、続きの紹介文を読んでもらう→第1話を読んでもらう、というスムーズな導線を引き、せっかく読みに来てくれた読者を離さないようにしましょう。
一度自分のスマホで確認し、どのように見えているか、何秒くらいで読み終えるかなどを実際に計ってみると改善案がでてくるかもしれません。
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あくまで私個人の考察、見解ですのでこれをやれば100%PVが増えると保証できるものではございません。「こんな見方もあるんだ」くらいの参考程度に思っていただき、少しでも読んで面白かった、役に立ったと思っていただければ幸いです。
作家様はご存知かと思いますが、執筆するうえでフォロー、レビュー、応援は非常に励みになります。
よろしければご意見やコメント、ご指摘、アドバイスなどお待ちしております。
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