第8話 PVを増やすための戦略~タグの重要性と効果的な使い方~
この話はもっと前にすべきだったかもしれません。
タイトルを決めるよりも、もっと根幹に関わる部分ですので。
新規で小説を執筆する際に、以下のジャンルから選択し、登録したかと思います。
異世界ファンタジー
現代ファンタジー
SF
恋愛
ラブコメ
現代ドラマ
ホラー
ミステリー
エッセイ・ノンフィクション
歴史・時代・伝奇
創作論・評論
詩・童話・その他
カクヨムには上記のジャンルがあり、その中でも異世界ファンタジーは圧倒的に人気です。
新作順のフィルターをかけて検索してみましたが、各ジャンル目視でも1万点以上の作品が投稿されており、今もなお新作が増えています。
他の作家様は小説を書こうと思ったときに何から考えましたか?
世界観?
魅力的なキャラクター?
ジャンル?
自分が好きな作家様の影響?
理由はそれぞれあると思います。
ちなみに私は考察系YouTuberの方々が数々のレビューをされているのを拝見して興味を持ちました。
ここで一旦マーケティングの話をします。
あなたが個人のカフェを開きたいとします。では、まず最初にやることはライバル調査です。
①周りに競合はいないか?
②競合はどんな客層を狙っているのか?
③価格帯は?
④競合相手の強みは?
数え上げたらキリがありません。
もし、この段階で競合に勝てなければカフェのオープンは見送るでしょう。もしくは、カフェは無理でも定食屋さんは?ドッグカフェは?など、ジャンルを変えたり差別化をして強みを出したり、そもそも勝ち目がなければ戦略的撤退もありうる・・・というのがマーケティングです。
ではカクヨムの場合のマーケティングは?
一番人気のジャンルである異世界ファンタジーもの。もちろん普通に書いただけでは埋もれて終わるでしょう。では普通にならないように工夫をする必要があります。
異世界×全く違う要素を取り入れてみたり(カフェ×ペット=ドッグカフェ)、思い切って違うジャンルに変えてみたり。
それだけ人気ジャンルというものは分母も多いのでなかなか難しいでしょう。
私が創作論・評論ジャンルに目をつけたのもこれが理由です。経験を活かせる+需要がある+名前を売れる+「魔法と嘘とテンプレ」の宣伝にもなる。下心しかありませんね。しかしそれだけの読んでいただくからには相応のメリットは提供できるかと思います。
ここまで書いたのに今更ジャンルを変えるなんて無理!という方もいるでしょう。
そんな方のために考えた秘策が「タグ」です。
皆様、タグ適当に設定していませんか?
一度、PC版のカクヨムのトップページを見てみましょう。上の方に“人気のタグ”ってありますよね?
スマホ版にも上の方にタグが並んでいます。
上の方にあるということは重要なものということです。基本的にwebサイトは上から下に見ていくので、上にあるものほど重要、サイト運営側が推したい。ということになります。
さらに“ジャンルから探す”もクリックしてみましょう。左上に“次のキーワードを含む”“次のキーワードを含む”の入力ボックスがあり、ここにもタグを入力して検索ができるということです。
例として「異世界ファンタジー」ジャンルで探した読者が出てくる1万点以上の投稿された小説を片っ端から読むとは考えづらいです。人気順に並び替えるか、自分の好みに合わせてフィルターをかけるなど、何かしらのアクションを起こすはずです。
ここに条件に合った小説がずらっと並ぶわけですが、
はい!ここ注目です!
薄いグレーの枠の中になんて書かれてますか?
設定したタグがありますよね?
つまり、タグも読者が選ぶ重要な要素であり、ヒントなのです。
私はタグに「考察/小説家になろう 人気/カクヨム PV/PVを増やしたい/レビュー 増やしたい/ ファン 増やしたい/ フォロワー 増やしたい/ webコンサルタント視点」と設定しています。
このタグの目的、意図は大きく分けて3つ
①検索にひっかかるようなキーワードを入れる
②少数派なキーワードを入れる
③内容を補足説明する
詳しくみていきましょう。
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①検索にひっかかるようなキーワードを入れる
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これはその通り、大きいジャンルからさらに絞った際に検索されそうなキーワードを入れます。
異世界ファンタジー → 無双もの
異世界ファンタジー → ハーレム
などですね。
タグを入れると入れないのでは大きな差があるのは今まで私の考察を読んでいただいた方ならわかるかと思います。(そもそも検索に引っかからないので表示すらされません。可能性は0です。)
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②マニアックなキーワードを入れる
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例をあげてみましょう。
今はハーレムものが流行っていますが、「そんな会ってすぐの奴にホレるなんておかしい!男はそんなの無視して一人でワイルドに生きるべきだ!」みたいな少数派な読者もいるかもしれません。(私です)
なのでタグに「男のみ」「ゴリマッチョ」「リアルサバイバル」などと入れてみます。
検索される可能性は低いですが、仮に検索されれば高確率で上位を狙えます。マニアックな層を狙うわけです。
8個タグを入れれるので①4~6②残り、くらいのバランスがいいかと思います。
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③内容を補足説明する
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これは変則的な使い方です。検索される可能性は捨ててタイトルや内容に盛り込めなかったキーワードやコンセプトを入れて補足説明に使います。
私の『PVを増やしたい』なんかは、『PVを増やしたい』が含まれるタイトルの小説を検索する人なんていないでしょう。ただ目に入った時に、この小説は『PVを増やしたい』系のものなんだな、と一目でわかります。それ狙いです。
もちろんジャンルにもよりますし、ライバルにもよって変わるのでいろいろ試してみてください。どんなタグにすればいいかわからない場合は、各ジャンルの上位の方のを参考にしてください。
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あくまで私個人の考察、見解ですのでこれをやれば100%PVが増えると保証できるものではございません。「こんな見方もあるんだ」くらいの参考程度に思っていただき、少しでも読んで面白かった、役に立ったと思っていただければ幸いです。
作家様はご存知かと思いますが、執筆するうえでフォロー、レビュー、応援は非常に励みになります。
よろしければご意見やコメント、ご指摘、アドバイスなどお待ちしております。
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