碧巨人ヴィレ -約束と意思-

　病床に伏す親友の後藤大樹と意槌貫志は約束をする。
　それは三年後にタイムカプセルを埋めた場所に行ってほしいというもので、さらにそこで何があろうともその先の選択は貫志に任せるという奇妙なものだった。
　約束の先に何があるかも知らずに、三年後、約束に従い、意槌貫志は約束の場所に訪れる。
　そして、そこで貫志は碧の光の宇宙人ヴィレと謎の少女に出会い、約束の意味を知ることになるのだが、同時に怪獣が現れて町が破壊される緊急事態に直面する。

　友に託されたのはヒーローになる力。
　そして、その先に迫る宇宙人の侵略。

　碧の巨人が大地に降り立つ。

　これは約束と意思が未来を切り開く物語である。


　特撮ヒーローものでなろうで書いていたものの追筆修正版です。

　第一章を一週間かけて二話ずつＵＰし…続きを読む