異世界動物記

生物の知識が人一倍にある青年・アツシは見知らぬ森の中で目を覚ました。
直前までの記憶がなく困惑する最中、突如として現れたスライムに襲われる。
彼を助けたのは、ヘイガンという国で護衛騎士をしている、グレースという女騎士だった。

アツシは異世界に転生していた。そしてその世界は、魔物は忌み嫌われる存在で、魔物関連の研究がタブーとされており、全ての情報は古い伝承に頼っていた。

何故アツシは異世界に転生したのか。何故この世界では魔物の研究がタブー視されているのか。何故人々は魔物を忌み嫌うのか。

奇妙ななぞはいくつもあるが、その中でまずアツシは、魔物と人が同じ世界で忌み嫌うことなく生活できるよう、魔物図鑑を作ることを思いつく。

※タイトルは変更される場合がございます。