概要
危ない男が帰ってきた。2倍3倍なまぬるい。選びな、更地か悪夢かを。
異世界に拉致られ、やがて魔王と呼ばれた男が現代日本に舞い戻り高校生活を始めた。そいつは、自由気まま、好き勝手に生きていく。力でねじ伏せることにためらいはない。そんなお話です。主人公は悪人ではありませんが善人でもありません。なお、なろうに転載(完結済み)しています。この物語はフィクションです。また、残酷描写あり、暴力描写ありは保険ではありません。登場する人物・団体・名称・国名等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
頂いたギフトは茶菓子代として食べちゃいます。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!手軽に爽快感を!
山口先生の作品は色々読ませて頂いていますが、私のイチ押しはこの作品です!既に完結済みの作品ですが、チョー強い主人公がバッタバッタと敵をなぎ倒していきます。とはいってもこの手の作品は巷に溢れるほど沢山あり、私も食傷気味です。大体は冒頭の4,5話読んでフォロー解除という流れなのですが、本作品は一気に最終話まで読ませていただきました。私が個人的に良かったのは、(1)基本的には火の粉を振り払うだけ。(2)主人公の思考をダラダラと読まされることがない。(3)圧倒的武力でドカーン!(4)経済力も強い。といったところでしょうか。興味を持たれたら是非読んでみてください!
- ★★★ Excellent!!!異世界ものの悪所を逆転的に回避しつつ、霧谷の痛快さを目にできる快作
この物語は、未来に対して「次どうなるんだろう?次主人公はどんな窮地に立たされてどんな陰謀に巻き込まれてどんな理不尽に遭遇することになるんだろう?」というストレスをほとんど感じる必要がない。結局異世界帰りの最強主人公霧谷がプチっとどうにかしてしまうからだ。たとえそんな展開があったとしても、読者は「どうせ次には霧谷が豪腕で解決できるに違いない」という安心感を持って読み進められる。
ストレスを感じないのは、主に二つの理由がある。
ひとつは、霧谷がマキャベリズムを有していることである。
マキャベリの『君主論』を簡約すれば次のものだ。「組織はよい武力に裏打ちされたよい法律に支えられて健全に…続きを読む