京都府出身、京都在住。
そこをうまく突いた小説なのでは?、…すいませんm(__)m。
最低限の事柄しか書かれていないことが、そこから放散するイマジネーションを刺激しつつ、テンポの良い文章を実現している。自転車、風、夕日、蚊取り線香などの道具立ても良い。
変わっていく環境に対して、一貫した主人公の感情が読者に切なく感じさせる。先に待つのは幸福か後悔か…気にならずにはいられないが故に指が止まらない。比喩表現が素晴らしい。脳裏に浮かぶ夏の風景、色…続きを読む
切ないラブソングのミュージックビデオを観ているような、そんな気分にさせられる作品です。誰にでも良くある経験なのですが、それを詩的に纏める心情描写が素晴らしく、とても心に沁みました。あの頃のほ…続きを読む
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