文中にはさまれる注の知識の深さに、ゾクリ、とさせられる作品です。おそらくプロ(研究者)の方の作品と拝見します。ゆっくり拝読させていただきます。
京都府出身、京都在住。
三国志が余りに面白いので、そこで満足して後の時代には無関心。かどうかは別にして、本場中国でも後日談が書かれたのは五百年も後の明時代。本作品は河東さんの手による超訳本です。まさに「本」で読みたい作品…続きを読む
そもそも『通俗続三国志』とは何なのか。三国志とどういう関係にあるのか。ビギナー向けにイチから整理しますと、まず三国志の方は①後漢末~三国時代(2~3世紀)に実際にあった出来事をもとにして、②西…続きを読む
まず初めに、大事なこと。『通俗續三國志』全体を俯瞰する現代語訳はまだない。ゆえにこの作品は小説であると同時に研究的価値がある。幻の本だった1冊が、ここに姿を現そうとしているのだ。では、レビ…続きを読む
正直通俗続三国志の、あの「三国志の英雄の子孫が大活躍!」的ノリが苦手で仕方なかったんですが、一方ではどこかで読んでみたくもあったんです。まさかそれがカクヨムで実現するとは……世の中ってわからんもんで…続きを読む
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