概要
「誰も選ばないから、許せてたのに…」
国を持たず、独自の規律に生きるエンシェン族の青年・ハイドロは、彼の仕事場であるアトラント公国にいる時、取引先の王室ではなく、王室と縁の深いキリエール家に滞在している。
その理由はキリエール家の子息・チャコールだと噂され、ハイドロが彼と親しいのは、アトレイでも有名な話だった。
その一方でエンシェン族は生涯ただひとり護る相手を選ぶ習慣があるが、出会って10年が過ぎてもハイドロにチャコールが選ばれる気配はなかった。
そのため、ハイドロの手を求める者は後を絶たないが…。
先に公開している『アデリルとクレセント』の数年後の物語です。
2019年の創元ファンタジィ新人賞に応募して落選。
その理由はキリエール家の子息・チャコールだと噂され、ハイドロが彼と親しいのは、アトレイでも有名な話だった。
その一方でエンシェン族は生涯ただひとり護る相手を選ぶ習慣があるが、出会って10年が過ぎてもハイドロにチャコールが選ばれる気配はなかった。
そのため、ハイドロの手を求める者は後を絶たないが…。
先に公開している『アデリルとクレセント』の数年後の物語です。
2019年の創元ファンタジィ新人賞に応募して落選。
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