概要
そこにいるのに、ここにはいない。現実と非現実が交錯する現代ファンタジー
死んだら、全てが終わると信じていた。
人生という地獄から抜け出したはずの俺を待っていたのは、幽霊としての新たな命だった。
浮遊、すり抜けなど、幽霊っぽい能力を持った俺は、これこそが自由だと幽霊生活を満喫していたが、やがて幽霊にも“死”があることを知り―――――。
これは、途中で人生を諦めた俺が、幽霊となり、死を恐れ、生き抜き、“生”を謳歌する物語。
――――――死とは、人々の記憶から消え、向けられる“想い”が尽きることだ。
※この作品は、「小説家になろう」様でも掲載しています。
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