概要
魔女はね、隠し事はしても嘘はつかないのさ
人間の百倍の寿命を生きる魔女のローエは、どんな病気も怪我も治したいと、「幻の花」の妖精イムに願った。
触れただけでどんな病気も怪我も治すと謳われている「幻の花」の妖精イムは、ずっと一緒にいてと、ローエに願った。
どんな病気も怪我も治せる「伝説の魔女」を探していた少年ジュヌは、家族の不治の病を治してと、ローエに願った。
❃ ❃ ❃
人知れぬ山奥の沢のほとりでイムと暮らすローエは、ある時、ジュヌと偶然の再会を果たす。
ローエの思いは、自分でも気づかぬほどに僅かずつ、静かに揺れ動く。それに気づいていたのは、ずっとローエを見ていたイムだけだった。
触れただけでどんな病気も怪我も治すと謳われている「幻の花」の妖精イムは、ずっと一緒にいてと、ローエに願った。
どんな病気も怪我も治せる「伝説の魔女」を探していた少年ジュヌは、家族の不治の病を治してと、ローエに願った。
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人知れぬ山奥の沢のほとりでイムと暮らすローエは、ある時、ジュヌと偶然の再会を果たす。
ローエの思いは、自分でも気づかぬほどに僅かずつ、静かに揺れ動く。それに気づいていたのは、ずっとローエを見ていたイムだけだった。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!魔女と妖精が送る、心温まりそして儚い“愛”の物語。
年老いた魔女・ローエと、幻花の妖精イム。
2人が出会うところから、物語は始まった。
人間嫌いでわがままなイムを、宥めるように話すローエ。まるでおばあちゃんと孫娘みたいな関係。本当にそうなのではないか、と思えてしまう会話のテンポは心地良くて、懐かしさをおぼえた。
時折、イムがカチンとくることを言うのだが、何故かそんなに腹立たしくない。むしろ、可愛いと思えてしまう。お見事、と言うしかない。
だが、やっぱり2人はおばあちゃんと孫娘ではない。
イムはただのわがままな子供ではない。ちゃんと、ローエの本質を一緒に暮らす上で見抜いている。
なんだかんだで、2人は支え合って生きていたのだと実感させられた…続きを読む