どこかへ消えれば香りも冷める

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概要

失わないようにすること――
高校１年の春、僕は東京に引っ越した。一人暮らしをするアパートは、買い手がつかない事故物件であり、その原因というのは７年前に自殺した女子大生のことらしい。数日後、帰宅した部屋には見知らぬ女が――。

幽霊と過ごす、限りない時間を描いた物語
  • 完結済 全7話
  • 17,568文字
  • 更新
蓮見　悠都
  • @mizaeru243

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