第3話 少しロリっ子風味
「興味を持ってくれたのね! じゃぁ! 特別に教えてあげるわ!
但し、チョッとだけ協力してね。
良いでしょ! お・ね・が・い 」
彼女は実はモテル!
冗談じゃなくモテル!
そりゃ~! モテル!
本当だよ! お姉さんとは少し違って、可愛い系の…… 少しロリっ子風味が漂ってはいるけど、そこがまた良いらしい。
それなりに人気があるのだが…… 浮いた話はトンと聞かない。
なし崩し的に彼女に引っ張られて、郊外の研究所? らしき場所へと
男が拉致られてどうする!
『ここは…… どこですか??? 』
不安しか無い…… これなら、ネオン煌く素敵なお城へと連れ込まれた方が、幾分かはマシな気がするのは、気のせいでしょうか?
「ここはぁ! 愛の巣よぉ! ここで
な、なにか違う意味に聞こえるのは気のせい?
『ね、ねえ、
その時背筋が、ゾワァっとしたのは気のせい?
「うふふ、 こっちへ来て。 そしてここに座って。
それからね 」
僕は…… 護れるのか?
いったい何からナニを護るんだ!!!
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