第2話 さあぁ! 早速テストよ!

    ◇    ◇    ◇    ◇


「やっ~と、完成したのよ!

究極のエクスタシー電力変換ベット! 

さあぁ! 早速テストよ!

準備はいい! 」

そう言って、ベットの横に立つ少年を見やる。


「せ、先生…… 

本当に…… 

するのですか? 」

頬を紅く染め、モジモジしながら、上目遣いで聞いてくる……


「おまえは…… 乙女かっ!!?

な、何を今更…… 

さ、散々お前の自家発電・・・・を見てきたのよ。 

テ、テストのためには、仕方しょうが無いのよ…… 」

変に意識すると…… 危ない!


「はい…… 判りましたぁ 」

少年は裸になると、ベットへと横たわり、両の手で目を塞いだ!?


「……おまえは、受け専か!!?

仕方が無いのよ、 私がリードするのよぉ 」

初めてだけど……

きっと大丈夫よ、薄い本・・・アダルトVR・・・・・・で予習はバッチリだから!


彼女は、いそいそとベットへと潜り込むと、照明を落とした。

さ、流石に…… ねぇ

明るいままでは…… 


「せ、先生…… 優しくしてねぇ 」

少年が耳元へ囁く……


「お、おぬし……それはぁ本気かぁ? 」

半ば呆れて聞き返す…… 言葉遣いもおかしくなった?


「だ、だって…… すきな人と…… やっと…… 」

少年は、恥ずかしさから、イヤンイヤンと身悶えしていた?


「……い、今更でしょう! 

す、好きとか

…… 誂うのは辞めてよねぇぇ 

………… 本気に……しちゃうからぁ…… 」

彼女は恥ずかしさから、最後は尻窄みに小声になる


「エッ?? 」

少年は我が耳を疑った!?


「大人をからかう・・・・のは止めなさいと言っているの……

そういう事は、本当に……す、好きな人へと言いなさい!

こ、これは仕事…… そう! 仕事なんだからぁ 」


だが、少年は聞き逃さなかった、大好きな彼女・・・・・・の言葉だから

「本気に…… って 」


「ば、馬鹿な事を言わないのぉ…… 」

恥ずかしさから、顔を背ける彼女……


「先生、僕は本気です。 ずっと…… 先生の事が好きでした 」

潤んだ瞳、頬を桜色に染め上げ、上目遣いで迫る少年!


もし、効果音が鳴ったなら!

「ズッキューンッ~~~~~~! 」

と銃声が響き渡り、狙撃された少女が崩れ落ちた事だろう!


「あぁ…… らめぇ 

その、瞳に見詰められたらぁ…… ほ、本気にしちゃうでしょぉ! 」

震える声で、抵抗を続けるが少年は容赦をしない!

彼女は…… こういう事に免疫が無かった!


「だ、駄目です! 僕の、この胸の高鳴りを感じて下さい! 」

少年は両の手で、彼女の手を取ると自分の胸へと押し当てる


ドッキン! ドッキン! と少年の鼓動は早鐘を打っていた。


その温かく、柔らかい手に包まれ、少年の胸へと触れた自分の手……

「もう、らめよぉ~ そんなに、見詰めないで……

わ、わたし、おかしくなっちゃう…… 

胸も、ドキドキして…… 」

あそこも…… 

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