第4話 エクスタシーで完成よ!

「はぁ……はぁ……はぁ…… 」

顎を伝い汗が一滴、ぽたりと落ちた。

落ちた先には、ふくよかな胸が……

そのピンク色の先端へと落ちた汗に、ビクン! と身体を震わせる。


既に…… 彼女は夢の中に落ちたらしい。

彼はそんな彼女を愛おしそうに眺めると寄り添い眠りについた。


    ◇    ◇    ◇    ◇


 下腹部の鈍い痛み……

「うにゅ~! こ、こんなにも痛いのぉぉ!? 

痛い? と言うよりも…… おお!! 異物感ね!!! 」

何か・・がまだ、お入り・・・になっているようであった。


横にはスヤスヤと寝息をたてている彼……

思わず昨日の情事ことを思い出し赤面した!

「むにゅ~! 反則だわ! こ、こんなに可愛い顔して……

何時もより大きくなるなんて! まるで、けだもの! 」

今は・・、待機モードの少年の下半身を見詰める。

「発電中も…… 普通だったわよね? 

それが…… なんで、ああなるの!? 」

一般的なサイズと比較しても…… 大きい。

でも…… 


ボフンッ! と音がしそうな程、顔を赤らめた

「思い出したら恥ずかしい 」


と何時までも余韻に浸っては居られない!


「そうだわ! 数値の確認をしなきゃ! 」

ベットの横にあるモニターへと視線を向ける。

発電効率が時系列でバー表示されていた。


「ふむふむ、これは……成功だわぁ!

今までの10倍…… 十分に役立つ発電量だわ。

ええと、発電時間…… まぁ!! 5時間…… も、していたの?

総発電量は…… 100kWh!!!

これなら十分だわ! 」

彼女は素っ裸のまま左手を腰に当て、右手は天に向かい突き上げると


「う~うぉしゃぁ~! 」

と時の声を上げたが、横の少年は今だ夢の中であった。

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