概要
白亜の塔と澄んだ青空は、己が創り出した心の牢獄
自己嫌悪の念に苛まれる主人公の水無カズトは砂漠の中にそびえ立つ白亜の塔に突如迷い込む。彷徨う彼に降りかかったのは、黒いモヤに覆われた「影」による恐怖。
自称・天使のヘリオンより啓示を受け塔の屋上に辿り着くことによって脱出出来ることを知る。
この天国とも地獄とも云えぬ世界に迷い込んだ理由を追いつつ、知り合った黒ドレスの銀髪少女、月白イツカと協力し敵を倒しながら上に向かう。
最上階の49階を目指すも主人公と少女の2人にとって最大の障害が立ちはだかる。
※お陰様で完結できました。
この作品は『小説家になろう』にも投稿しています。
自称・天使のヘリオンより啓示を受け塔の屋上に辿り着くことによって脱出出来ることを知る。
この天国とも地獄とも云えぬ世界に迷い込んだ理由を追いつつ、知り合った黒ドレスの銀髪少女、月白イツカと協力し敵を倒しながら上に向かう。
最上階の49階を目指すも主人公と少女の2人にとって最大の障害が立ちはだかる。
※お陰様で完結できました。
この作品は『小説家になろう』にも投稿しています。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★ Very Good!!いつか失った自分を、再び見つけられるようになるまで
ふと気付けば自分はそこにいて、よくわからないままにその世界に身を置いている。
そんな体験は、きっと誰にでもあると思う。
「なんのために生まれて
なにをして 生きるのか
こたえられないなんて
そんなのは いやだ!」
なんて歌詞があるけれど、では自分はなんのために生まれ、何のために生きるのか。
…と、いつ如何なる時だってそう自問し続けられるほどに、そしてその度に答えを見つけられるほどに、きっと人は強く出来ていなくて。
だから己の存在証明なんて持続せず、今日も誰かがどこかで自分を失い続けている。
分かりやすく事故で死亡して、神様が分かりやすく説明してくれて、分かりやすく異世界へと転生する。
そ…続きを読む