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  • フランスの地名は歴史や映画で結構知っていましたが、サンジェルマンアンレーは初めて聞きました。カヌレが産まれたのはボルドーの修道院だから、最終話の舞台はボルドーかと思っていましたが、サンジェルマンアンレーとは意外でした。パリといえばショパンとジョルジュサンドを思い出しますが、変わった話では与謝野晶子が鉄幹を元気付けようとパリに送り出したが、恋しくなって自分もパリまで追いかけて行ったとのこと。「ブラックスイートカヌレ」は壮大なラブストーリーに焼きあがりましたね。

    作者からの返信

    最終話お読みいただきありがとうございました。
    何とか最後まで行けましたね。
    ほんと長い時間かけてしまいました。
    ありがとうございます。

  • 結城は政樹のもとでカヌレを焼いていたのですか。
    その間、恵美は何をしてたのでしょうね。
    結城は何のためにフランスへ行ったのでしょう。
    何か、推理小説みたいですね。


  • 編集済

    社内事情から笹崎大芽がフランスにトンボ帰りすることは予想出来たが、何をするために渡仏したのでしょうね。
    その前に、日本側で会社を発足させていた筈ですが、事業内容はどんなことだったのでしょうね。

    そして、帰国した大芽を恵梨香が車で成田に迎えに出た帰りに事故死ですか?

    ところで、恵美と響音にぃの交際は過ちとありますが、中学時代の一途な恋心からの清い交際だと思っていたので過ちとは一寸意外です。

    恵美と結城の高校時代3年、大学時代4年、それから結婚までと、その前の大芽と恵梨香の結婚までを合わせれば、約半世紀の物語を、5年かけて書いてこられたのでつじつまの合わないところや説明不足があってもやむをえませんね。



  • 編集済

    うーん、あの時の結城と恵美の関係から結婚して結城がフランスに行くまでの間は読み手に想像して埋めてよね、とのことですね。
    三浦家にお世話になっている間に、養父同様の政樹のパティシエの姿から自分も、と人生の舵を切った気持ちはわかりますが、恵美が響音を引き摺るのやめて結城の愛を感じて相思相愛になった過程は練達の作者の物語として楽しみたいと思っていました。

    (お礼)追記
    返信ありがとうございました。
    壮大な物語で読み応えのある大作です。ストーリーの出来事の理解と記憶、そして想像力を逞しくして読む必要があるので楽しみな作品にもなっています。
    返信いただいた内容で承知いたしましたので今後の展開を期待しています。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    さて、いろいろと想いは読み手さんの方にもあるとは思います。
    確かに、恵美と結城が馴初める過程も必要であるとは思いますが、実はその部分は大幅にカットいたしました。
    最後にすべてを明かしていきたいという流れになっていますので、どうかよろしくお願いいたします。

    一つ。呟きです。

    三浦と笹崎日本で家族ぐるみの付き合いがありながら、どうして結城は恵美のことを初め出会う時に分からなかったんでしょうか?
    河川敷で響き渡るアルトサックスの音色。
    その音色に引き寄せられた結城。彼はその音に何かを感じたからこそ体が動いたんでしょうね。

    最後に、この物語はまた、二人の出会いに戻る。

  • 退社するとしたら、退職金がいくら出るかというのが重大な問題だけど、このケースではどれだけ貰えそうですか? 会社設立には絶対必要ですからね。 会社も人員整理中ならプラスアルファで出してくれるでしょう。 銀行借り入れは担保が必要だし、借入金の金額も運転資金程度の範囲内にしたほうが良いと思いますね。 尤も、一番大事なのは事業の成功の見通しだけど、その辺はどうなんでしょうね。
    (誤字:「長崎」愛佳が「長野」に引っ越し?「足を救われる」とあるが「掬われる」ですね。)


  • 編集済

    野崎譲とは恵梨香の間違いですね。
    笹崎大芽が独立に至る背景が明らかになりましたね。
    そうなんですよ。商社は工場や機械設備ではなく人材が資本だから儲からないとなるとあっさり切り捨てや配置転換をするんですよね。
    だから、重役になれそうもないとか、早期退職者に対して多めの退職金が出るとなると早目に退職するケースも多い。


  • 編集済

    フィクションの常で地名は入れないのでしょうが、恵梨香の故郷は秋田だったのですね。
    そして、恵梨香は当然小野小町譲りの秋田美人だったのでしょうね。
    さらに、夜空の大輪と云うのは大曲の花火で、訪れたのは8月の終わりですか。

    終わり方が物語全体の終わりのような調子だけど、そんな筈は無いですよね?

    三浦一家の帰国の経緯と時期も知りたいですね。 帰国する笹崎大芽と別れたくらいだから、ミリッツアは反対したでしょうに。 恵美も言葉の分からない国に来るのは不安ではなかったのではありませんか? 尤も、幼い時だったら分からないでしょうがね。




    作者からの返信

    ここだけの話で内緒ですよ。
    地名は入れていませんけどね。

    さて、お話はいよいよ現代へと戻りつつあります。
    過去の幻影と思い出が、みんなの心に響くといいですね。
    書くのは私ですけど……。

  • 是非、是非、もっともっと幸せになって欲しい。できれば子供の成長を見守って欲しい。
    二人と子供のために。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    結城が生まれ幸せな家庭を築く太芽と恵梨香。
    二人が残した結城のすがたを見れば二人がどんなに幸せであったかと言う事がわかるのかな?

    あと少し……


  • 編集済

    今日、この74話で「結城と恵美の親が入れ替わっている」との疑問が全て解消されました。

    そして結城の両親が亡くなった時に、政樹、ミリッツアが結城を引き取ったことの理由、及び恵美がどこだったか失念したが「私が1年年上なのに」と呟いた理由もわかった。

    更に、結城をミリッツアが優しく様々な思いを込めて見守る状況を作者が丁寧に描く理由もわかったように思えるのもこの74話である。

    なお、恵美が高熱で帰宅できなかった時に結城が背負ったことで恵美の結城に接する態度が軟化したのは、結城を引き取る理由を政樹、ミリッツアが少しは説明していたのが原因なのか?と先読みしてしまう。

    特に、頼斗先生が結城がサックスの音に誘われて恵美に出会ったことで、全てを知る者として、恵美を断ち直せるのは結城だと直感して早期に響音の墓前に誘い二人の関係を話したこともわかる気がする。読み過ぎるかもしれないが。
    そんなようにこの作品は楽しみが深いのです。

    作者からの返信

    こんにちは。
    コメントいただきましてあありがとうございます。
    まさにその通り。
    結城と恵美の関係は実は親たちのこの関係があるからこそ、成り立っているんです。
    この番外編は、太芽、政樹、ミリッツア、そして恵梨香。
    この四人のことだけではないんです。
    読み込んでいただき本当にありがとうございます。
    ここまで伝わったというのがうれしいですね。

    番外編ももうじき終焉へと向かいます。
    そして……。
    その先は最後の最後。
    その一言が、この物語のすべてを締めくくります。
    それはお楽しみに。
    これからも応援よろしくお願いいたします。

  • へー、恵美のほうが結城より先に産まれたんだ。
    恵美と結城は一緒に高校に進んだ筈。
    とすれば、恵梨香も妊娠中ということか? 
    でも、ワインを飲んでいるからまだのようだ?
    というか、大芽と恵梨香はまだ結婚もしてないみたいだ。
    二人の年はいくつ何だろう?


  • あれー、恵梨香さんは大芽と同棲してましたか? 
    美人ということですが、小説では写真を見れないのが残念。

    作者からの返信

    そこはご想像を膨らませてください。

  • フランスと日本の間に起きた人間関係の変化はもつれた4本の糸の様でややこしい。
    尤も、そうだからこそ小説は面白い。

  • 大芽と恵梨香の人生に最大の転機となる伏線か引かれたーそれは恵梨香の言葉。

    >そのあとに彼女が呟くように言う一言。その一言が、僕ら二人のこれからの行く末のトリガーになったのかは……それは今だに分からない。

    >「してもよかったんだけど」

    ー大芽が酔い潰れ、そして政樹の手紙を読む前の発言だ。恵梨香は政樹が大芽に手紙を書いたことは知らない。
    ー大芽に泣きつき、私は政樹と別れた、ミリッツアは政樹と共にいる。私は大芽に寄り添いたい、そんなことを言っても良かった。したかった‼︎

  • やっぱり政樹と恵梨香は付き合っていたんですね。
    政樹が恵梨香からカヌレの製法を教えて貰っているうちに愛に発展したのでしょうね。
     
    恵梨香は父親の死で帰国せざるを得ず、政樹に別れを告げた。

    大芽に次いで恵梨香も帰国。
     
    パリに留まったミリッツアと恵梨香に去られた政樹が結ばれたのは自然な流れ。

    さて、次に、何故恵梨香は大芽に接近したのか、そこのところが楽しみ。

    それにしてもミリッツア、恵梨香たち女性は強く、政樹、大芽たち男は弱い。

    それにしても、正に人生はドラマなり。

  • 物理的に別れたことで心が切り裂かれ人生が狂ってしまう、こんなことは現実にある。分別があったであろう政樹も大芽との別れと仕事の多忙さで恵梨香と疎遠になり、身近なミリッツアが大芽と分かれて苦しむ姿に同じ境遇から心が寄り添ってしまった。愛してしまったのだ。そして恵梨香と別れた。
    とても悲しい現実だ。
    大芽がなくなった後の、政樹に引き取られた結城と接する、ミリッツアと政樹の心境が複雑なことも、これが原因だった。作者の奥深い物語に凄い人生を見る眼を感じてしまった。

    <結城と恵美の母親が入れ替わったと思った原因はここにあったのだ。>

  • 野崎恵梨香という女性についてはこれまであまり描かれていませんでしたね。

    そろそろパリに行った経緯やパリ滞在中と帰国後の行動が少し明らかになりそうで、楽しみにしてます。 

    作者からの返信

    はい、そうですね。太芽との間に何が起きたのかと言う事がこれからのストリーの焦点になりますね。
    カクヨムの読者さんは多分高校生中学生が主体何だと思いますけど、大人のラノベとしてこちらもお楽しみいただければ幸いです。


  • 編集済

    新たな風とは野崎恵梨香さんとの出会いから始まったのですね。
    日本に帰る理由があったのでしょうが、酔い潰れた大芽の姿から何を感じたのだろうか?

  • 愈々、結城の父親、笹崎大芽が帰国し、先に帰国した恵梨佳と結婚する経緯が明らかになりますね。 この結びつきは一寸したミステリーでした。

    パリでの恵梨佳は三浦政樹にカヌレの作り方を教えたという縁があった。 
    又、笹崎大芽にはカヌレの型の購入で世話になったという縁があった。 
    だから、どちらかと結ばれるのかとも見えました。

    でも、恵梨佳には帰国の理由があったのでしょうか。 
    そして、恵梨佳は帰国後何をしていたのでしょう。
       
    一方、笹崎大芽はミリッツアに絶縁を告げられ、悄然と帰国。

    さて、恵梨佳のほうは帰国後、大芽と連絡を取り合っていたのか。

    どんなロマンスが展開したのかたっぷりとお聞かせください。

    作者からの返信

    もうちょっとお待ちくださいね。

  • 将来の変化を予感させる伏線が散りばめられましたが、凄く気になる一方で予想が全然つきません。
    予想がついたら作者は困りますけど。今後の展開を待つことにしましょう。
    それと、正樹と政樹の使い分けは何を表しているのか気になりますね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    そうですね。いろんな伏線が入り混じっていますね。と、書いたのは私なんですけどね。
    政樹と正樹。政樹が正解。誤字ですねぇ。
    まだありましたか。

    さて、これからの展開で
    親たちも大きく変化が出ますが、将来その子供たちにも大きくかかわることがおきてきますね。
    それは気長にお待ちいただければ幸いです。
    どうぞよろしくお願いいたします。

  • 大芽とミリッツアが別れるなんて信じられなかった。
    直前まであんなに愛していたのに。
    「本当の気持ち」とは、以下のことだったのだろうか?
    いや違うだろう‼︎

    うーん。わかりません。

    確かに大芽は野崎恵梨香に一目惚れしたのだが、大芽と恵梨香の関係は続いていないのでミリッツアにはわかっていない筈だ。政樹が付き合っているし。
    以下の最後の文節で明らかだ。

    >僕は彼女の本当の気持ちに、気づいてやることが出来ていなかったんだ。
     でも彼女の言ったことはこの僕も同じなんだ。
     たとえ一分でも、一秒でも君のその温もりを感じることが出来ない日々を僕は送ることは出来ないと思う。

  • 恵梨香との出会いは

    >淑やかで、控えめで……綺麗な何かを引き付けるような雰囲気のある女性だった。

    最終的には、大芽と恵梨香、政樹はミリッツアと結婚するのですが、どんな別れと出会いが物語られるのか興味津々です。

  • 大芽とミリッツアの関係は、以下のようなラブラブだったんです。それが政樹の妻になるんです。
    そこに何があったのか?
    そして、大芽の息子とミリッツアの娘が。親はカナレで子供たちは音楽で。
    壮大な物語になりますね。

    >彼女のその包み込む腕の力が強くなる。
    「離れたくない。私はずっと太芽と離れたくなんかない。例え……、あなたが日本に帰ることになっても、私はあなたから離れることなんかない」
    「僕もだ、ミリッツア」

  • そうなんですよね。ミリッツアは最初は大芽と結ばれる筈だったんですが本編では政樹と夫婦になって、大芽亡き後の息子(結城)を大芽を偲ぶように大切にしてくれるんです。
    そして結城の母は何とこれから政樹が惚れるカナレ作りの名パティシエ恵梨香なんですね。
    さて、これからその真実が明かされることでしょう。その展開が楽しみなんです。


  • 編集済

    クライマックスを迎えたら恵美の父、政樹のフランス・デビューに飛んしまった。
    結城、恵美の子供の話から双方の両親の話に遡ることになった。
    カナレの親の因縁が音楽の子供達に報いとして生じ、そしてまた、物語はカナレの親に。
    因果は巡り巡っていく、そう作者が描く世界に。


    7/25
    たくさん返信していただきありがとうございます。こちらはまぁ、一喜一憂して忖度せずに勝手に思いを書いていますので多少気にしています。
    すいません💦

    作者からの返信

    舞台はフランス・パリになります。
    セーヌ川。有名な川ですよね。場所によってはほんと普通の川なんですよねぇ。
    それにパリは気候の変化が著しい。街並みは東京のように近代化しているところとの局面が激しいですよねぇ。緑も多いんですけどね。そんなパリを舞台に物語は進んでいきます。
    そして初めに問われた疑問。
    その答えが描かれるんです。本当は、番外編から本編と言う流れになるのかもしれませんけどね。

  • 頼斗さんと恵美との会話。恵美と結城の新たな出発。
    この物語のある意味でのクライマックスですね。息を止めた読み切りました(そんな気持ちです)
    作者さんにやられました‼︎

    作者からの返信

    ご満足いただけましたでしょうか。
    実はまだ続くんですよちょっとだけ。
    これは番外編が終わってからなんですけど。此方は気長にお待ちください。
    お声もかけられていますけど……。

  • あの河川敷には何かが住んでいる不思議なところだ。富喜摩葵を呼び出し戸鞠の真の心を伝えてくれた。そして結城の罪悪感払拭してくれたのだ。
    これで安心して結城が恵美に会うことを喜ぶことができる。

    富喜摩葵、グッドジョブだ。
    お父さんお母さんが導いてくれたのか?響音なのか?

    作者からの返信

    この河川敷。そして高架橋のある駅。実は実在しないんです。
    でも舞台は実際に実在していますよ。何せ私が幼少期暮していたところの近くですからね。

  • 第46話5.求める人にへの応援コメント

    幸子さんに語らせていますね。
    人生、人が生きることを。
    万感の思いを込めて息子に諭すように。
    光と海、そしてその変化は心象風景を語るには最高の言葉です。
    作者が思いを込めて語ってくれています。

  • 第45話4.求める人にへの応援コメント

    最近は涙腺が緩んでいるので本作品で蛇口からダダ漏れです。
    高校生になった一人っ子が両親を失い、好きな人は辛い思いを抱えて入り口すらも見えず、その寂しい心の隙間に全身で好いてくれる同級生の好意に溺れて傷つけ、自殺未遂までさせてしまった自分が、更に自分を追い込むこの連鎖。
    その辛さを、北城家の人達がバリトンを巡る音楽で高校生の心をほぐし溶かしていく、そして北城家の人も子供を失った心が癒やされていく。
    その有り様の心象変化を見事に描ききっていて読み手を揺さぶってくれています。
    カナレで結ばれた親世代の因縁を子世代が音楽で紡いでゆく。なんて素晴らしい物語なんだろう。ありがとうございます。これからが楽しみです。

    作者からの返信

    入り込んでいただいて嬉しいです。

  • 第42話1.求める人にへの応援コメント

    殴られて解消できるのなら殴られてみるが良い。幸い孝義と戸鞠の関係が回復しそうなので耐えるが良い。
    反省しながら。後悔しながらね。耐えるか良いのだ。
    但し、恵美には影響が及ばないようにね。

  • 第41話6.冬空に響く音色への応援コメント

    オクチヤンさんに対する作者さんの返信に今と今後の変化を説明されていましたね。

    恵美と結城に劇的な変化が起きると説明されていたので、それを今か今かと待っていましたが、恵美の心境の変化から始まりました。
    そうなると戸鞠のことですがどうなるのか・・・。大波が襲ってくるのか、恵美をまた悲しい思いをさせるのか、更に目を離せなくなってきました。
    ヤキモキさせてくれますね。

    作者からの返信

    出来ればじっくりとお読みいただければいいのかなぁって、勝手に思ったりしています。
    55話でひとまずの区切りと言う感じですけど、その後に続く番外編。
    結城と恵美の親たちの青春時代のお話です。
    結城と恵美が翻弄された関係にあるのは響音の存在だけではない。
    これは親たちから、子たちへと紡いだ愛の連鎖でもあるんですよね。
    そのきっかけになったのはカヌレと言う焼き菓子がすべてを結んでいるんです。
    ちなみに結城と恵美の物語はまだ続く予定なんですけど。
    ああ、フランスに飛びたい。

  • 第40話5.冬空に響く音色への応援コメント

    二股がバレたのかも?大袈裟にならなければいいな。


  • 編集済

    第38話3.冬空に響く音色への応援コメント

    👉作者さんはウザいと思いますけど
    結城は
    「しまった」「どうしようか」とは全く思わないんだ。
    恵美をとれば戸鞠を傷つける。戸鞠をとれば歩み寄ってきた(?)恵美を更に傷つける。
    この場でも後悔の言葉はないんだ。
    さて、物語はどう展開していくのか?
    読者は見当もつきません。

    >「雪かァ……」
     そう呟いた時、恵美が僕の横顔を眺めていた。
    「……どうしたの?」
    「ううん……な、何でもない……ただ……」
     下を少し俯き、本当に小さな声で、街のこの音に書き消されるような小さな声だった。
    「……ただ……」
     肩を並べ歩き、気が付けば僕らの手は繋がれていた……。

    作者からの返信

    こんなにコメントいただけてありがたいですよ。

  • 第36話1.冬空に響く音色への応援コメント

    何の反省や後悔もなくこんなことを思う神経がわからない。
    「もう恵美から手を引きな!」
    また小言をだね。

    >僕の入る隙間さえも無い位に、恵美の想いは響音さんで埋め尽くされているんだろうか? だとするならば……。僕は恵美のあのアルトサックスの音色だけを追うただの道化師なのかもしれない。

  • 受け入れてくれない恵美に対し罪悪感(自覚あり)を持ちながらも他の女性を抱く行為は、どんな言い訳をしても許されない。結城は節操がない。
    それでまともな顔して恵美を見れるとしたら軽蔑されても弁解できない。
    妖精と神聖化している恵美には全く相応しくない男だ。男としての矜持がない。ドンファンが相応しい。
    それでも、恵美を「愛したい」との想いは傲慢であり独りよがりで醜い。

    はぁ、徹底的に貶めてしまったな(苦笑)。


  • 編集済

    第21話 2.Feelings 想いへの応援コメント

    先にお墓参りしたのは頼斗先生と付き合っていて弟の響音を知っていた律ねぇだったのかな?
    わからないけど⁈

    ミリッツアが「今日のことを恵美に言うかどうかは、あなたに任せるわ。あなたが決めることよ」と言う理由は何なのだろうか?

    恵美と付き合うなら、響音のことを知り、恵美が深く愛し苦しんでいたことを承知した上でお付き合いしないと、恵美は受け入れてくれないわよ、と言いたかったのかな⁇

    7/24
    なるほど、親でも触れないでそっとしてあげている。なんですね。
    結城の決断は難しいですね。その判断はわかりませんです。
    お答えいただきありがとうございました。

    作者からの返信

    なるほど、そう言うとらえ方もできるんですね。
    この部分に結城が触れるということは、恵美のもっとも弱い部分に触れるということを意味しています。
    結城がこのことに関わるべきかどうかを結城事態にミリッツアはゆだねたということなんですよね。
    親である二人も触れないでいる部分に。

  • 第26話 3.想われ人への応援コメント

    実は2回目を読んでいます。関連の物語も読んでいるのですが、この結城と恵美の会話のやりとりは幻想だったのだろうか?
    今後の展開が楽しみだ。

    >恵美は頭を上げて、にっこりと微笑んだ。その表情は、あの響音さんと一緒に写っていたアルバムにあるような笑顔だった。

  • 第25話 2.想われ人への応援コメント

    この買い物帰りの結城と恵美との会話を読むと、二人の関係は普通の友人関係になれているんだけどね。

    >「追いつくの大変だったんだからぁ」恵美はちょっと頬を膨らませた。
     「一つ持ってあげる。はい」 彼女は手を僕の方に差し伸べた。
     「ありがとう。それじゃ、はいこっち。重いぞ」
     僕は軽い方を恵美に渡した。

    多分、頼斗先生から、響音の話を結城にしたこと、結城は恵美の苦しみを理解してくれたことを、聞いていたのかも知れない。

    これで結城が告った時に、恵美が「何もわかっていないに」と言った言葉を帳消しにしてくれていた、と読者は都合よく解釈しています。エッヘッ⁇


  • 編集済

    響音を知り、恵美が抱えている苦しみを知っての結城の覚悟が

    >そう、たとえ恵美と最後まで共に、人生を分かち合う事が出来ない事になったとしても僕は、恵美を支えてあげなければ、いけないことを。

    可能か不可能かわからなくてもこのような心になれる青春時代のピュアな恋情。これを書ける作者が凄い。

    今の時代だからこそ求められる「恋愛小説」だと思う。

    「なろう」も「カクヨム」にも少ないですね。

    作者からの返信

    またもたくさんの応援コメントいただきありがとうございます。
    改稿作業何とか進めていきますね。

  • 第1話 Prologue プロローグへの応援コメント

    本編の「私の感想の作者の返事」で紹介されて番外編を読ませていただきました。
    「また会えたね」の思いを得て嬉しいです。
    11話で中断中とのことでしたが、色々ご事情があるのでしょうがフォローして続きを待ちたいと思います。
    物語を読むと言うより、結城君と恵美ちゃんの人生が我が子のことのように関心が深くなっていますので、続きを是非見たいと思っています。

    作者からの返信

    カクヨム版もお読みになられまして本当にありがとうございます。
    この物語は私の中でもできればきちんと結末を得たいと思っていますが、もろもろの諸事情にて中断しております。
    小説家になろうに手掲載されているところまでは改稿予定ですので今後着手していきたいと思います。しばらくお待ちいただければ幸いです。
    応援本当にありがとうございます。

  • 第1話 Prologue プロローグへの応援コメント

    ・改訂版初めて読みましたが、冒頭に結城と恵美の両親同士の最後の出会いを持ち出したのはどうなんでしょうかね。番外編で勉強済みなら読み解けるけれど、初めて読む人には登場人物の名前がやたらと出てきて面食らうのではないかな。

    ・パリ時代の話を挿入したほうが面白いとは言ったけど、今になると「番外編」という独立した物語にしたのも良いとは思えなくなりました。「本編」から遠ざかり過ぎたのが残念でした。要するに、オリジナルのほうが断然良かったということです。

    ・「番外編」の内容は「番外編」とは言わずに、結城の両親が交通事故で亡くなったところに入れるのが自然ではありませんかね。

  • まさか、レーヌ・クロードのイレーヌ・ミィシェーレと優子夫婦の間にそんな
    世紀のロマンスと涙のなれそめが隠されていたとは! 
    それだけでも、「トリスタンとイゾルデ(フランスだからイズーか)」級の
    ラブストーリーじゃのう。

    これでは、笹崎太芽と恵梨佳、三浦政樹とミリッツアにはどんなドラマが待っているのか、ハラハラじゃわじゃわ。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    隠された秘話……。これが原点なんです。この物語の……。
    番外編も佳境にこれから入ります。
    どうぞこれからもよろしくお願いいたします。

  • 番外編なのにこんなに燃え上がらせては、どんな摩訶不思議な連結器で本編と繋ぐのでしょうね。

    作者からの返信

    難しい……どうしましょう!

  • 第25話 2.想われ人への応援コメント

    結城の母親、恵梨佳がこの25話で結城に与えた教えは漠然としており、読者の記憶に残らないと思うが、56話以降の「番外編」で明らかになるので、覚えておかなければいけない。 

  • これで「番外編」? 本編にどう繋ぐのか見物ですね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    番外編まだ続くんですよねぇ。
    本編に移るのはもう少し先になると思います。

  • ようやくカヌレの世界がスタートしますね。
    野崎恵梨香の登場も例によって突然ですが、彼女の人物・背景が気になります。
    それと、ミリッツアがどんな人物なのか、レーヌクロードに来た背景なども知らないことに気が付きましたが、何処かにありましたかね。

  • 気になることがあって、久し振りに再読を開始した。

    ・「レーヌ・クロード」という店名が気になっていたが、「クロード王妃」という 王妃の名前だったとは! 最初に説明があったのに、忘却の彼方だった。


    ・パティシエ兼オーナーのイレール・ミィシェーレとはどんな人物なのか、ほとんど
    触れられてないようだったが、年齢とかコンクールの実績などはどうだったのか、多少は紹介されていたのか、探してみようと考えた。

    ・日本人妻のユーコについても説明があったという記憶が無く、彼女の人物、渡仏からイレールと結ばれるまでの経緯を探してみたい。

  • 成程ね。マサカの展開があったのですね。
    ミリッツアは太芽の何処に惚れたのでしょうね。
    パリ郊外で最高のカヌレを焼いている日本人のパティシエとは多分女性でしょうね。パティシエのコンクールでその女性を登場させると読みましたがどうですか。

    作者からの返信

    さてどうでしょうかね。
    どうして、政樹が日本に戻って開店した店に「カヌレ」としたのか。その想いが多分わかってくると思います。

  • 「橋」がぴったりと止まった? 
    「橋」はBridgeと単数! 
    ストーリーの流れだと「箸」のようですが?
    「箸」は2本だからchopsticksと複数。

    フランスでのお話だからフランス語なのに、分かりやすい日本語に訳せてる。



    作者からの返信

    誤字報告ありがとうございました。

    これからこの3人の糸は絡みゆく。
    ゆっくりの執筆でお待たせいたしておりますが、どうぞよろしくお願いいたします。

  • トレビアン! 期待に胸が膨らみます。


  • 編集済

    ・レーヌ・クロードという店が「皇室御用達」とは
      どういう意味なんだろう?

    ・レーヌ・クロードのイレーヌ・ミィシェールと
      日本人妻ユーコが結ばれた経緯が分からないが、
      これだけでも1章書けそうな気がする。

    ・三浦政樹が神奈川出身だから、カフェ・カヌレを
      神奈川にオープンするのは納得。
      そして三浦という姓から判断するに、先祖は
      鎌倉時代の三浦党だろう。
      パリ在住10年ならパリジェンヌと結ばれて
      パリに住み続けそうだが。   
      何故日本に帰りたいのだろう。
      日本に気になる女性がいるのだろうか?

    ・レーヌ・クロードのオーナー、イレーヌ・
      ミィシェーレが笹﨑太芽を気に入ったのは
      どういう意味だろうか?

    ・将来三浦政樹の妻となるミリッツアが顔を
      出したが、彼女の背景にも興味が湧く。
      (上の政樹が日本に帰りたいのは矢張り
       日本人にパリのスイーツを食べさせたい
       からか)

    作者からの返信

    いろいろご質問いただきまして・・・
    少しづつですけど明らかになっていくと思います。…多分!!

  • パリの街は建物が古くて、派手な街を予想していると裏切られる。
    セーヌだって隅田川とあまり違わない。河畔の遊歩道に降りても、白鳥が泳いでいるわけでもなく、対岸の景色がいい訳でもない。唯一、凱旋門とシャンゼリゼ大通りはいかにもパリという感じ。ルイ王朝とか、ジャンヌダルクとか、思いを馳せながら、長期滞在したい街ではある。

    そんな舞台での物語りは何が飛び出しても面白そうで、たまらないですね。
    期待してます。

    意外なのは、恵美の父親、三浦政樹が日本に帰りたい気持ちになったこと。
    独身で、パリには美しい女の子が沢山居た筈なのに。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    政樹は実は寂しがり屋。夢は大きくでも物凄く繊細で優しい心の持ち主なんです。
    そんな彼が、日本を忘れるはずがないですよね。
    どんな時でも、忘れる事の出来ない思い出のある地。日本。
    そんな政樹の性格が実はこれからの展開に大きく関わってきます。
    そして彼が愛した女性はどんな人だったんでしょうか? ね。
    太芽と政樹の二人三脚がこれから始まります。
    さて政樹が愛した女性はいつ出てくるのでしょうかね。お楽しみに。

  • 太芽の出身大学や専攻がありませんが、商社だから経済学部か商学部でしょうか。
    課長が直接新人を指導するのは珍しいですね。先輩は仕事で忙しいからというのは、
    その通りですが、普通は先輩が指導員になる筈。課員が何人いたのか分かりませんし、課の取り扱い商品も分かりませんが、フランスとの関係とはどんな内容か興味のあるところです。 入社3年でパリ駐在はあり得ますが、パリ事務所は多分欧州
    現地法人のフランス支社でしょうね。 米国と欧州駐在は出世コースですが、
    太芽は独立するのですね。 理由は何だったんでしょうか、今後の展開が楽しみ。

    作者からの返信

    いつもありがとうございます。
    さすが海外勤務についてお詳しいだけのことはありますね。そうです彼が出向したのは現地法人、いわばパリ支社です。
    本社勤務から、3年でいきなりパリ支社への転勤。そして指導役が先輩ではなく課長であるところに視点を向けていただければ彼自体が部所でどんな位置で、会社から見られれていたかということが推測できるかと思います。
    人生は良き時もわるきときもともにあります。太芽の名の通り、大きな芽を今芽吹いたところです。
    そして三浦との出会いがかれの道をつくり、恵梨香との出会いが彼の人生を決めさせた。それは後ほど・・・。

    更新が届こうていたすみませんが気長にお待ち下さい。今後共応援よろしくお願いいたします。


  • 編集済

    遂に「カヌレ」の原点が明かされましたね。 
    番外どころか、「愛のカヌレ」のスタートでしょう。 
    そう、セーヌ川は隅田川のような感じでしたね。
    パリのお話がいろいろと登場するのが楽しみです。 

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    原点というか、結城と恵美の関係は実は、二人の親から続いていたということです。お次は勇気の父親、笹崎太芽の出番ですよ。

  • いつもながら随分沢山の言葉が短いシーンの中で流れるものですね。
    桜はまだだけれども、花びらがはらはらと終わることなく散り落ちている
    ようで、素晴らしい一幕でした。


  • 編集済

    YOU RAISE ME UP 良い曲ですね。
    恵美がアルトサックスで吹いていたのは
    この曲だったのですか。
    然し、結城には違う曲を聴かせて欲しいですね。
    そうしたら、恵美も気持ちが新たになるでしょう。
    「小さな花」(PETITE FLEUR)をリクエスト
    したいですが、レパートリーにあるでしょうか。

  • 冨喜摩葵さんというパティシエ修行の女性は一寸「謎」ですね。
    結婚歴の話が不可解過ぎませんか。それに、みんなが口をつぐんでいることを
    いろいろと喋りまくりますが、葵さんとはどんな性格なのでしょうかね。
    ミリッツアについてもこれまでほとんど触れていませんでしたが、
    パリでの4人の話を早く聞きたものですね。

  • 第44話3.求める人にへの応援コメント

    なぜ、今回北城家を訪れるのかが分からない。

    結城は戸鞠とトコトン話をしたのでしょうか。
    詫びるのではなく、話をするだけ。

    戸鞠が結城の顔は見たく無いというなら、時間を空けたらよい。
    孝義を交えて話せば、三人とも気持ちの整理がつくと思う。
    孝義を入れるかどうかは、戸鞠次第。
    ただ逃げたり、遠ざかるのは男らしくない。

  • 第43話2.求める人にへの応援コメント

    結城vs戸鞠の相手への気持を書き切ることは難しい。
    恵美の結城に対する気持ちをどう描くのかが楽しみ。

  • 第42話1.求める人にへの応援コメント

     ついに、その時が来ちゃいましたね。

     孝義の云うことは100%正しい。でしょう?

     結城はなんと返事をするのでしょう。

     高校生だから正直な気持ちを白状しますか?
     それは、戸鞠のハートをズタズタに切り裂くから、しないよね。
     
     次回が楽しみです。

    作者からの返信

    いつもコメントありがとうございます。
    戸鞠とゆうきの関係に孝義が割り込んできた。ずっと孝義は戸鞠の事気にかけていたんです。でも親友の結城の事が好きな戸鞠の姿をじっと耐えて見守っていたんです。
    本当に結城が戸鞠を愛してくれるのならと。
    でも結城は恵美への想いを持ったまま戸鞠と付き合う。そんな姿が孝義には許せなかった。
    次回結城は担任の北城先生に呼び出されます。
    そこで話された、恵美の今の心の中を結城は知る事になります。
    次号もよろしくお願いいたします。

  • 第41話6.冬空に響く音色への応援コメント

    幻想と現実が溶け合っているのか。 冬空の雲の中にいるのか。
    戸鞠の悩みは? 恵美の想いは? 結城も自分で自分が分らない。
    作者にもこの先どうなるのか、分からないのではなかろうか。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    そう、冬の空、果てしなく続く空のようにこの3人の心は今大きく羽ばたこうとしています。
    大切な人を失い、大切な想いを失い。裏切られた恋。
    クリスマスの聖夜の夜。その日の雪はすべてを消し去るように降り続いています。
    盲目の心の中の想いをただ抱え、彼はまた一つ大人になっていくんです。本当の「恋」とは何かを探すために。

    愛する人を僕は本当に守ることのできる器があるのだろうか?
    その想いを彼はこれから・・・
    彼を見守る人たちの温かい心の想いと共に、恵美と結城のラヴストーリーはまだ続きます。

  • 第40話5.冬空に響く音色への応援コメント

     そう、律ねえにも春がくるのか。 それは、久しぶりに目出度いニュース。
     今回は戸鞠に何か起こったのか。 恵美も先日の演奏会で何かあったみたいだが、まだ明らかになっていない。 恋愛小説なのか、推理小説なのか判然と
    しないのが面白い。

  • 第37話2.冬空に響く音色への応援コメント

    冨喜摩葵さんは見かけによらず辛い過去を心に秘めていましたね。
    雨宮さんも結城の父が世話をした、というのも複雑な話ですね。
    戸鞠が結城と恵美の関係を知ってどうなるか、少し心配。

    作者からの返信

    傷つきやすい子ですからね戸鞠真澄ちゃんは。
    私も心配です。

  • 女の子だけではなく、男の子の気持ちも読者に想像させる書き方のよう。
    恋愛小説でありながら、少しミステリアスな所が何か洋梨を食べたときの
    ような感じ。頑張って下さい。

    作者からの返信

    何時も応援有難うございます。