幻想と現実が溶け合っているのか。 冬空の雲の中にいるのか。
戸鞠の悩みは? 恵美の想いは? 結城も自分で自分が分らない。
作者にもこの先どうなるのか、分からないのではなかろうか。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
そう、冬の空、果てしなく続く空のようにこの3人の心は今大きく羽ばたこうとしています。
大切な人を失い、大切な想いを失い。裏切られた恋。
クリスマスの聖夜の夜。その日の雪はすべてを消し去るように降り続いています。
盲目の心の中の想いをただ抱え、彼はまた一つ大人になっていくんです。本当の「恋」とは何かを探すために。
愛する人を僕は本当に守ることのできる器があるのだろうか?
その想いを彼はこれから・・・
彼を見守る人たちの温かい心の想いと共に、恵美と結城のラヴストーリーはまだ続きます。
オクチヤンさんに対する作者さんの返信に今と今後の変化を説明されていましたね。
恵美と結城に劇的な変化が起きると説明されていたので、それを今か今かと待っていましたが、恵美の心境の変化から始まりました。
そうなると戸鞠のことですがどうなるのか・・・。大波が襲ってくるのか、恵美をまた悲しい思いをさせるのか、更に目を離せなくなってきました。
ヤキモキさせてくれますね。
作者からの返信
出来ればじっくりとお読みいただければいいのかなぁって、勝手に思ったりしています。
55話でひとまずの区切りと言う感じですけど、その後に続く番外編。
結城と恵美の親たちの青春時代のお話です。
結城と恵美が翻弄された関係にあるのは響音の存在だけではない。
これは親たちから、子たちへと紡いだ愛の連鎖でもあるんですよね。
そのきっかけになったのはカヌレと言う焼き菓子がすべてを結んでいるんです。
ちなみに結城と恵美の物語はまだ続く予定なんですけど。
ああ、フランスに飛びたい。