暴かなければいけないのは、犯人だけじゃない

まず、一日で読み切ってしまいました。

山奥の山荘で起きる殺人事件。
事件そのものは、お約束の連続です。

身を守るためにも、犯人の正体をを暴かなくてはならない。でも、正体を暴かなくてはならないのは、犯人だけじゃない。

そう、舞台はオフ会。
誰が誰か、リアルの素性なんて知らないもの同士。
自分の素性を下手に明かせない状況で、いかに誰が誰か特定するのか。
とても、スリリングで読みだしたら、止まらなくなること間違いないです。

なにより、素性を暴いていくのですから、本当なら隠してしまいたいことまでも、知られてしまうかもしれない。
主人公をふくめた全員に、何かしらの事情があるのがまた魅力の一つです。

さて、こんなレビュー読んでないで、早く本編を読んでみてください。
きっと、夢中になれますから。

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