ロジカルな意味不明

とても不思議だ。はっきり言って、意味不明。よく分からない。
そんな力を持った囚人たちとカウンセラーの話。

当方、SCPの知識は全くなく、本作のあらすじを読んで軽く調べてみた程度なので、このレビュー自体意味不明なことになっているかと自覚しているが、思わず書きたい欲に駆られました。

囚人は、罪を償うよりも、彼らが持つ力による被害を減らすために収容されている。
囚人が犯罪を犯す、ではなく、囚人がいると被害者が出る。加害者がだれか分からない場合も、被害者が誰なのか分からない場合もある。
とにかく隔離しておこう、という感じです。

その力の発現理由も、力そのものが何であるのかさっぱりで。不気味。
ただその力による結果、それが囚人の個性のようなものに紐付いているようで。
力によって引き起こされる現象も関連性がある。
力そのものが何なのか一切分からないのだが、あぁそうくるか!そういうことか、と。
引き起こされた現象に納得に近いことをするけど、結局のところ何もわからん状態。

多くの囚人らとカウンセラーの会話。
もう、取り敢えず読んでほしい。読めばわかる。
この世界観に、どっぷり引き込まれます。

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