概要
夏休みの京都 五山の送り火の夜の体験
夏休みは 魔が差す季節
京都の夜で 振り返ってはいけない季節
今でも気配を感じると 振り返るのが怖いのです
京都の夜で 振り返ってはいけない季節
今でも気配を感じると 振り返るのが怖いのです
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!送り火の夜に、古都で起こった怪異譚。
京都と言えば日本の古都として、今や観光には欠かせない場所となっている。しかし、そこには人々の暮らしがあって、歴史があって、独特の文化がある。そして、古都だからこそ、そこには古より怪異が語られる。この物語ではいわゆる鬼とか狐とか、そう言ったものが出てくる妖怪退治モノではない。だからこそ、身近な怪異に恐怖を覚える。
京都の送り火。山に炎の文字が浮かぶ。子もりを言い渡された主人公だけが、「雷の音」の音を聞く。主人公にはこの怪異に心当たりがあった。それは、けして振り返って見てはならないモノだった。
もしも見てしまったら――。
衝動に負けて主人公が振り返ろうとした、次の瞬間!
ある声が響く。…続きを読む