概要
地球の無意識にだって、飛び込んでみせる
「深海同好会?」
「そう、深海同好会」
ー入会要項ー
・入会条件
海に興味がある人、魚が好きな人、少しおしゃべりしたい人、誰でも大歓迎!
・場所
三階東、理科準備室
・活動時間
17:00~18:00
深海への異常な愛情を抱いてやまないある少女と、そんな少女に惹きつけられたある少年。
地球のただ中へと、彼女のただ中へと潜ってゆく二人が、いつかどこかで交わる物語。
「そう、深海同好会」
ー入会要項ー
・入会条件
海に興味がある人、魚が好きな人、少しおしゃべりしたい人、誰でも大歓迎!
・場所
三階東、理科準備室
・活動時間
17:00~18:00
深海への異常な愛情を抱いてやまないある少女と、そんな少女に惹きつけられたある少年。
地球のただ中へと、彼女のただ中へと潜ってゆく二人が、いつかどこかで交わる物語。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!深海の様な静けさと圧を伴う青春物語。
静かな海底に居る様な感覚。
ただその静かな時間の中で感じる圧はさながら深海の様相を示し、生きた化石と称されたシーラカンスの少年に、深海にてその目を光らせ、獲物を捕らえるさながらボウエンギョの様な少女が織りなす日常は、特別性を秘めた可能性と得体の知れない焦燥感が混在する青春そのものであり、この作品は若くないと書けない、今だけの物語としての輝きを秘めています。
間接的な表現もくどく無く、言葉短でも読者の心に沁みる厳選された言い回しは正しく小説書きの卵。作中に倣えばゆで卵とした方がいいかも知れませんね。一癖ある先輩と後悔に沈む後輩の結末や如何に?
まだまだ実力を秘めた若き逸材にエールを。