第15話 関西弁の刑事
「
神無木署に戻ると、いきなり署の玄関前で見知らぬ若い男の刑事に
「君は一体、誰だ?」
「初めまして、今日から亜車先輩の相棒になる
これは一体、何の話だ?俺は誰からも聞いてないぞ。
「亜車先輩は聞いてないんですか?今日付けで、僕と自分で相棒を組むことを…」
数分後、俺は西九条と署の警務課長室にいた。
「今日から亜車と組むことになった西九条だ。西九条は、
「課長さん、それは言い過ぎですよ。まあ、大体は当たってますけど…」
「?」
「…と言うことで、よろしくお願いします」
「これは一体、どういうことですか?説明して下さい!」
「
「少し考える時間を下さい…」
そう言うと、俺は西九条を置き去りにして警務課長室を後にした。
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