ある日突然、自分が虫になっていたら?そんな話を一人の男性の目線で書いたお話です。ヤスデ。きっと困るだろうなぁと、そのまま文中で主人公が直面する困難が描かれています。この後は? とつい気になってしまう物語でした。
pixivカゲロウプロジェクトにて受賞。カゲロウデイズ ノベルアンソロジーIIの執筆陣に名を連ねる(‐anotherdaze‐もう一つのカゲロウ)。 電子書籍…
異形のモノとなった男に対して、家族や知人はどう接するのか。それを現代的に描いていて、興味深い作品。ラストに悲壮感がないのも、この作品らしいくて良いところ。
突然、主人公がヤスデになるという突拍子のない設定から始まりますが、主人公や周囲の反応がやたらと冷静なのが、読んでいて何ともおかしかったです。でもあれはあれで、ある意味、リアルなのかもしれないですね…続きを読む
人はどんな姿に成り果てても、人間でいられるだろうか。たとえ、気持ちの悪いヤスデの姿であっても。本作は軽く読めるようでいて、その実人間とは何か?という鋭い問いを読者に突きつけてくる。どんな条件が…続きを読む
ひどい不運にあっても不幸にはならないために必要なもののこととか考えました。読了後少し優しい気持ちになって過ごしていたところ部屋にヤスデが出現しました。タイムリーだなと思って蠢く様子を眺めてたんです…続きを読む
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