淡々と当たり前のように進んでいく物語。異常事態も度を超すと、自然なものになってしまうのだろうかと思わせられました。一大事をごく当然に受け入れる世界に、一種の狂気と優しさを感じた。
はじめまして。 作家志望の彩崎です。 好きなジャンルはFT、時代物(主に幕末)。 読む方は雑食。FT、時代物、SF、現代物、ミステリーなどなど。
ヤスデになってしまったという悲劇を、ポジティブに生き抜くとしまさ。ポジティブに生きる中でも、時たま見せる不安の色がとても効果的。みんなが優しくしてくれるだけでなく、辛い当たり方もあるという双方…続きを読む
異形のモノとなった男に対して、家族や知人はどう接するのか。それを現代的に描いていて、興味深い作品。ラストに悲壮感がないのも、この作品らしいくて良いところ。
ある日突然、自分が虫になっていたら?そんな話を一人の男性の目線で書いたお話です。ヤスデ。きっと困るだろうなぁと、そのまま文中で主人公が直面する困難が描かれています。この後は? とつい気になっ…続きを読む
人間、やけにならず誠心誠意を持ち、かつ合理的に行動すればなんとかなるもんです。希望を抱かせてくれるラストでしたね。
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