異形のモノとなった男に対して、家族や知人はどう接するのか。それを現代的に描いていて、興味深い作品。ラストに悲壮感がないのも、この作品らしいくて良いところ。
現金を持たない主義です。 ホラー、SF大好き。 よろしくお願いします。
主人公が幸せなら、もうなんでもいいと思います。虫嫌いでもこれなら読める。優しく清潔なヤスデ人間でした。こんなSF見たことありません、斬新過ぎました。謎の感動すら覚えます。
身に起こった変化はとてつもなく大きく奇怪であったにもかかわらず、社会はとしまさを受け入れた。彼は普通の人間――ヤスデでない人間よりも、少しだけ幸せなのかもしれない。周囲の人間がそう思っていなくとも…続きを読む
この作品で面白いのは、主人公の抱く不安な予想がことごとく裏切られていく様相にあります。案外人間という生き物はしぶといものだし、多少予想外なことが起こっても話と理解さえ怠らなければある程度は何とかして…続きを読む
どんな突発的な不幸だってちゃんと向き合って話し合って折り合いをつけていけばどうにもならないなんてことはないのかもしれない。としまさは運が良かっただけって、ひょっとしたらそうなのかもしれないけれど、…続きを読む
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