概要
大亜細亜人権連邦は創作物の登場人物にも人権を保証する人権主義国家です
平等(たいらひとし)は大亜細亜人権連邦日本州に住む平凡な高級学校の生徒である。彼は、創作物の登場人物にも人権の認められたこの国において「自作の小説内で人を殺してしまう」。そしてその事実を同級生の少女、神城光に知られてしまった。電脳を自在に操る「電脳狩人」としての正体をいままで隠していた光は、国家を管理する絶対人権委員会とこの国の真実を等に告げる。「真実」を教えられた等は、人権主義を標榜しつつ恐ろしい体制を持つ国家に対しひそかに反旗を翻すが、彼を待ち受けていたのはさらに忌まわしい現実だった……。