闇を背後に感じながらも、生に拘る影二つ。

コンテスト前から、お気に入りの干菓子を齧るように
じわじわと味わって読んでいる小説なのです。

すきなものはじっくり読み進めたい。だって勿体ないんだもの。
と言う訳で、途中ではございますが、書籍化希望なので一筆。

情景描写があまりに秀逸。丁寧に流麗に言葉が流れていく。
自分もこんな風に紡げたらどんなに素晴らしいだろうと、感嘆符と共に。

一つ一つの事件に意味を考え
一筋の光に照らし合わせてみるのがすきです。

ちなみに私は蘭丸さま推しです。『蘭丸の過去編』に辿り着くの楽しみ。
ゆっくり通わせて頂きます。

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