ツカサ

乗り合わせているのが生きているモノだけじゃないかもしれないのに？ ぼんやり乗っていたら闇に引っ張られるかもしれないのに？ どこに向かっているのかも分からないのに？ ただ走る電車…続きを読む

主人公の異能者・アキラの丁寧な仕事ぶりが本作最大のお気に入りポイントです。 「化け物」と聞くと、大抵は幽霊とか妖怪とか、誰かを恨んで怨念に取り憑かれた人間とかを指すものですが、そ…続きを読む

主人公を取り巻く状況はこれからもきっと変わらないだろう。 ただ気が付いただけ。それだけ。 でも、気が付いてよかった。 救われないかもしれないけど、大丈夫。気が付いたから。 読後にち…続きを読む

礼儀正しい猫にふてぶてしいペンギンにツンデレな狐面に食べられるこども。 色んなものに囲まれて、主人公は恋人をしたりあめに降られたり犬を預かったり。 割と困ってそうな主人公が少し羨…続きを読む

心霊系ホラー 人間って怖い系ホラー 意味が分かると怖い系ホラー どことなくSFの雰囲気を感じるホラー ありとあらゆるジャンルのホラー短編集です。 全話に共通しているのは「後引く…続きを読む

自身に重ね合わせることができる、身近な不思議。 「そんなこともあったなぁ」 と懐かしい気持ちにもなるが、謎は謎のまま。 気のせいかもしれない、でもちょっと怖い。 そんな体験、あ…続きを読む

インタビュー音源をそのまま文字起こししたような雰囲気です。
短い文章の中に織り込まれた恐怖がラストで爆発します。

物語はアルフレッドとオリビアを中心に進みますが、親になったユリウス、アレクシア、ウィリアム、シャーロットもたくさん登場していて大満足です。 前作では子供が一人しかいないと自分を責め…続きを読む

骨董品が怪異を引き起こすといったお話は多々あれど、人死には滅多にないのでは。 タイトルにある通り５人もの方が亡くなっていらっしゃるようで、その原因となった幽霊画の所有者の貴重な手記…続きを読む

ド直球の嫌なお話もあれば、静かに不気味なお話もあります。 実話ではないところが唯一の救いというくらいに嫌なお話の詰め合わせです。 タイトルも面白いです。 『おかずリサイクル』は、読…続きを読む

書き手にとって、非常に便利な機能が紹介されています。 その機能を使用するための方法も分かりやすく書いてくださっています。 いつも見ているAtomにそんな機能があったなんて……と驚…続きを読む

宇宙空間で語られる怪談と共にストーリーが静かに進んでいきます。 航宙士は星々を巡りボットが給仕をするような高度な文明の中で、大昔から変わらない人間の欲や愛が悲しくもあり怖くもあり…続きを読む

「最近の心霊番組が”やらせ”なのは仕方がないんだよ。本物は放送したら取り返しのつかない事になる」というのは放送業界関係者の言葉。 本物の中でも「現在進行形」のモノが特に恐ろしく、…続きを読む

名前を得て、形を現したワオ。 このTwitterの実験はリアルタイムでは存じませんでしたが、臨場感のある文章に飲み込まれ、まるで最初から立ち会っていたような感覚になりました。 …続きを読む

原因・理由・因縁等々、納得できるあらすじがないのが実話怪談。 『身近にあった【本当にあった怖い話】を集めてみた』では、全てを見せずに通りすぎていくだけの怪異を「怖い話」という形で残…続きを読む