木野　永吏

素敵で不思議。
難解・絶海（？）
そんな誰れかの心に興味のある方は、
すみやかにお読みくださいませ。

この前、自分が中学一年生だった時のことを思い出す機会があった。 直後に、この作品を読んで、主人公たちが中学一年生で、その偶然に少し驚いた。 中学一年生は悲しい。 人生はいつだって悲…続きを読む

一人の人生の中で巡り合う、恋の形も色も様々。 でも、ふとした時に誕生日を思い出せる恋は、一つ位が精一杯ではないだろうか。 そのたった一つにこそ奇跡はふさわしいと思う。 ９月７日の奇…続きを読む

実際に心理テストをしながら、（私的に）答えに納得！と思ったものに、“応援する”を押させて頂きました。 結果、ほとんどの答えが、納得ということに。 筆者様のコメントもあり、楽しい時間…続きを読む

一緒に育っても、兄弟のことはよくわからない。 何を考えているのか、こちらのことをどう思っているのか。 じっくり聞きたいような、恐いような…… だから、この小説を読むと、不思議な緊張…続きを読む

何層もの意識に紛れ込んでいる思念。
自分でさえ操れないそれらが巻き起こす事象。
双子とその周囲の人物達が心理学を駆使し、これからもどのように事件を解決して行くか楽しみです。

一人の人類の持つ全てによって生み出される世界。 主人公と読者は、そこへ招かれる。 人類の数だけ世界はあるので、作者は、書いても書いても書き終わらず、読者は、読んでも読んでも読み終わ…続きを読む

人生というカードを引けば、たいていこの作品のような絵柄が出るんでしょうね。時と人によって、多少の違いはあれど。
そこに描かれた絵の中にこそ、人生の“本当”があるのかもしれない。

幸せに正解はない。もしかしたら、不幸にも、人生にも、この地球という星にさえ。
何もかもが、いったいどこを目指しているのだろうと考えさせられた。

読みながら、吉屋信子の“花物語”を思い出しました。
二度と戻らない少女の頃が、一瞬そば近く感じられました。

これらの詩は、立ち止まっていない。
後ろも向いていない。前へ歩いている。
そこに無理がない。作者がそういう人なんだと思う。

青春て、こんな風に頭の中で、想いと言葉が競争してた。普通の、素直な、一番幸せな青春が読めるかな。

（追記）特別賞おめでとうございます。 高い確率で、未来世界は、こういうふうになるだろうと思います。（豊富な語彙、的確な比喩と描写が、尚更そう思わせる） そして、このゲーム欲しいで…続きを読む

名前のない脇役でいい。人間でなくてもいいから、何か優しく素直なものになって、この世界に住んでいたい。 昔、こういうものを書きたくて、書けなくて、その理由がわかりました。書きたいん…続きを読む

登場人物を見守るのではなく、同じ速度で飛んでついて行きたい。頭と心を柔らかくしておかないと。

完璧な世界観、丁寧で端正な表現。平和になったら、この星に遊びに行こう。

今回の物語は完結しましたが、続編を期待してしまいます。