明日乃たまご

自主企画　「〘蠱読〙十倍盛り〜1400字お題小説〜」参加作品。 日頃、六千〜八千字の分量を「一話あたりの定量」としている湾多が、千四百字の掌編など書けるはずがないのです。 ………

僕が先輩からミニベロという小径の自転車を譲り受けたことを知ると、ハルアキは奇妙な提案をしてきたのだった。 めいめい街を走らせて、第二の故郷になるだろう、横浜への理解を深めつつ、恒…

　夏の読書感想文対策に特化した、とあるサブスク配信サービス。その案内文の変遷と、Q&A上に残るユーザーの反応、報道記事、及び感想文コンクール入賞作品などの断片だけで構成した短編。…

仕事帰り、遅い時間に一人で歩いていると、背後から何かがついてくる気配がする。しかし足音がしない。恐ろしくて振り返る事もできない。

　魔法国の伯爵令嬢であるテラは生まれた時から魔法力を示す光が全くなかった。 　テラは前世の記憶が邪魔をして魔法が使えないと考えていたが、たとえ魔法が使えなくても特に困ることはない…

↓↓こちらの企画への参加作品です。 https://kakuyomu.jp/user_events/16818093081649259885 　（作中で「たたみ小僧」と呼んでいる…

【あらすじ】 寿永二年閏十月一日（1183年11月17日）、備中国水島（倉敷市）にて、源氏の「朝日将軍」源義仲軍の足利義清七千騎と、平家の平知盛・重衡・通盛ら千余艘が激突した（水…

情報集積による人工知能技術の進化がもたらした幸福とその代償──。 人工知能による自動化が進む社会。「私」は仕事の合間に「実現士」サービスで性的欲求を満たすことに依存していた。 「…

コミュ障で心配性の俺は、会社生活になじめず、短期のバイト先を転々とするフリーター生活を送っていた。 そんなある日、俺の部屋に「黒い穴」が現れた。 わからないことをそのままにし…

ゲームの世界と現実の世界と。 ――2023年11月5日、第一話に東施大娘の字《あざな》である「復輝《ふっき》」を加筆しました（基本的な内容は不変です）。 ――2023年10月2…

『あの不動産屋は何処に消えた！』から連綿と続く物語。 渡米して９年。ルナは双子を生んで一気に5人の子持ちに。 ずっと別宅で若い女性と暮らしていたじいじがお骨になって帰って来…

冷え切った家庭で育った宮森藍は生家を出た後、様々な人間の中を渡り歩く。けれど彼女が関わるのは碌でもない人間ばかりだった。 孤独とやるせなさを抱えて彷徨う彼女は、泥沼の中から這い上…

京都の夏の終わりは、祇園祭の賑わいが静けさに変わる時だ。この街に生まれ育つ人々は、愛する者の魂を慰めるためにお盆の準備を始める。主人公の美咲と娘の由香は、失われた祐介への愛と記憶…

「いい加減実力不足だ。今日限りでパーティーを辞めろ！(イメージ)」 「その一言を引き出せない俺はやはり無能だな。追放はよ」 　勇者パーティーのサポート役を務めるカフクは、自分が…

淡い金髪に緑の瞳のアルゴッド・マーロウはジェダイン・オアシスの出身だった。予見者の家系だったが、彼の能力は、予知夢を見ること。 この力ゆえに幼い頃から、親と引き離されて、東方の神…

奈良時代。 郷のなかでは、小金持ちの、久自良《くじら》。 ぽてんとした腹、ちっいゃい目、優しい男。 彼を巡る、二人の女の物語。 「恋や明かさむ」 スピンオフ。 ※この物語は…

ショートショートや短編をまとめた短編集です。 どうにも、短編を一つずつ枠を作っていくと、ワークスペースが煩雑になってきましたんで、一つにまとめさせてもらいました。 各作品をフ…

こえけんASMR部門参加作品 最終試験のため、人間の男性と行為に及ばなければいけないサキュバスちゃん。 声を掛けたのはサキュバスちゃんが魔法使いだと思った一人の男性。 しかし、…

『あの不動産屋は何処に消えた！』から連綿と続く物語。 渡米して９年。ルナは双子を生んで一気に5人の子持ちに。 ずっと別宅で若い女性と暮らしていたじいじが帰って来たの。 総…

平凡なサラリーマンである主人公は、日々の些末なことをつづったブログを長年続けている。 ※登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。

異世界に転生した運び屋のソミオは何のスキルもなかった。彼の前世はライティという宇宙戦士だった。襲ってきた召喚獣のために命を失ったソミオは生き返って、その能力を引き継いだ。そしてロ…

戊辰戦争で敗北後、敗軍の将として鳴海＆与兵衛は大平村にある観世寺で謹慎処分を受けていました。 その二人の元を訪れたのは、敗戦処理に追われる安部井清介。 「直違の紋に誓って」のエピ…

※書籍版発売しました！ https://amzn.asia/d/jenEdYS 自律汎用アンドロイドのアリサは怪異検出ＡＩを備えている。 画像認識・音声認識・自然言語処理などを…

本作は２０２４年になって構想して書き上げた、一応は完全新作、ではあるんですが、草稿のデータを見ると「１月２日」の文字が w。半年もかかってるよ、これ。そんな力作でも凝った話でもな…

深い深い海の底にあるコーラリウム国。 中心地の神殿に住まうのはペルラ・メレ・コーラリウム。引きこもり人魚姫だ。 ある日父である大王に呼び出され、最近交流ができてきたノーブルグ…

【あらすじ】 松尾芭蕉の弟子、向井去来は嵯峨野、嵐山にある草庵を手に入れ、その草庵の名を考えていた。 そんなある日のこと──柿売りが草庵の柿の実を購（もと）めに来る。 一万貫出す…

「女性キャラの足って、重要だと思うの」。私たちはマンガ家二人組で、そして私のパートナーが、そんなことを言い出した。 　読切（よみきり）マンガのネーム、つまりマンガの下書きの提出期…

奈良時代。 たたきあげの兵士で、軍団でそれなりの地位にいる真比登《まひと》、二十歳。 かわいそうな奴婢《ぬひ》（奴隷）の少女が、市で売りに出されているのを見かけるが、彼は、二つの…

主人公は、湘南の海辺でサーフィンを楽しむ四人の若者たち。夏の終わり、彼らはツクツクボウシの音色が奏でる学生街の喫茶店で、不思議な女性の帆夏と運命的な出会いを果たす。六年前、土用波…

【一話につき700～1200字程度】 みにくい男の人魚、名前はグリン。 気楽に生きてきた彼だが、健康状態の不安が勃発する。 背中に海藻が生えていたのだ！ グリンは医療を受ける…

　※本作第一話は、投稿規定に則った、完結に至るネタバレ粗筋です。ご注意ください。本編は第二話から始まります。ただし、本作は、先にネタバレを読んでも充分に楽しめるように書きました。…

元殺し屋の俺は麻薬密売組織の本拠地に足を踏み入れていた──。 組織に囚われた先生とその娘を救出するため、暴力から距離を置いていた筈の俺は先生の命を救うために再び暴力を振るう──

　青春は梅雨のなかにある。

史上最多の50名超が出馬、と予想される2024年都知事選。 6/17の段階で、思うところを書き記します。

初めまして、天川裕司です。 ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。 また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。…

津波が引き起こした原発事故。原子炉は暴走し、大量の放射性物質を周囲に放出した。 たまたまそれを浴びたバナナ園のオオトカゲが、巨大怪獣ガジラに突然変異した。 あらゆる現代兵器をも…

『あの不動産屋は何処に消えた！』から連綿と続く物語。 渡米して９年。ルナは双子を生んで一気に5人の子持ちに。 そんなカズとルナの間に危機が訪れた！

初めまして、天川裕司です。 ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。 また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。…

初めまして、天川裕司です。 ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。 また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。…

初めまして、天川裕司です。 ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。 また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。…

ゆかりさんの自主企画、「この二つのお話、面白く調理してください」参加作品。 https://kakuyomu.jp/user_events/168180930788307913…

怪談短編集。 それは実話であり、創作であり。 嘘から出た真であり、虚言妄言の類であり。

火星移住が当たり前となった近未来。 野心家の若き将校である「私」は、火星の地で生涯のライバルとなる「とある男」と出会う。 ※草森ゆき先生の自主企画『死別ブロマンスを書いて欲しい…

ジョブ授けの儀式でマルコは「吟遊詩人」というジョブを授かった。 もらったスキルは「うたう」だけ。 これで一体どうやってモンスターどもと戦ったらいいのか？ チンピラのビールスた…

タイトルどおりの展開です。 悩みや納得のいかなことなどあると思いますが、肩の力を抜いて、ひとときでも楽しんでいただけたらと思います。