概要
芭蕉の弟子、去来の草庵の名の由来
【あらすじ】
松尾芭蕉の弟子、向井去来は嵯峨野、嵐山にある草庵を手に入れ、その草庵の名を考えていた。
そんなある日のこと──柿売りが草庵の柿の実を購(もと)めに来る。
一万貫出すとまで言われ、去来は柿を売ることを承諾する。
そこで柿売りは明日、人を連れて柿を取りに来ると言い残して去るが、その夜、嵐が巻き起こり……。
松尾芭蕉の弟子、向井去来は嵯峨野、嵐山にある草庵を手に入れ、その草庵の名を考えていた。
そんなある日のこと──柿売りが草庵の柿の実を購(もと)めに来る。
一万貫出すとまで言われ、去来は柿を売ることを承諾する。
そこで柿売りは明日、人を連れて柿を取りに来ると言い残して去るが、その夜、嵐が巻き起こり……。