草庵の名への応援コメント
短いけれど去来の人となりがとてもよくわかるエピソードですね
商人との出会いのきっかけとなった40本の柿の木
俳句の庵と想像すると小さなひっそりしたのを思い浮かべそうですが
たくさんの柿の木がある壮大なお庭なのですね
商人との掛け合いも楽しく
嵐で柿がダメになってしまうオチも楽しめました
そこから落柿舎
三年四年悩んだ名前…すっきり決まる
後味の良さ
この日のために名前をつけずにいたのかというようなぴったりの名前です
作者からの返信
おっしゃるとおり、向井去来って、こういう人だったんだなぁというエピソードです^^;
落柿舎の元の持ち主は豪商だったようなので、だからこんな柿四十本も植わっていたと思います。
しかも、いい柿だったんでしょう^^;
嵐で柿が落ちてしまったところは史実どおりですが、商人のキャラ付けは私のオリジナルです。
去来がああいう、潔い人なんで、商人は転んでもただでは起きないタイプにしてみました^^;
そして落柿舎。
こんなに良い名前が思い浮かぶなんて、去来は凄いなと思います。
やっぱりあの芭蕉の弟子になっただけのことはある、と思いました^^;
それと、レビュー、ありがとうございます!
気がつけば芭蕉とその周りの人たちについて、結構書いていました^^;
去来という、あまり知られていない人を主役にしたので、どうなることかとハラハラしておりましたが、「軽妙」「味のある」とのお言葉をいただき、驚き&嬉しさでいっぱいです!
ありがとうございました!
草庵の名への応援コメント
なんて素敵な話でしょう!
名を考えて三、四年もうんうん悩んでいたところ、こうしたふとした日常の出来事(現在だったらツイッターなんかで呟いて終わってしまいそうなこと)でも、ここからひらめいたというのが趣があっていいですね。これも人と人との縁ですね。
そして柿売りさんもなかなかしたたかでいい味出しています。や、商人はこうでなければ。
作者からの返信
お星さま、ありがとうございます。
これ、ホントにこうだったと伝えられる話がベースになっています。
一万貫をポンと返しちゃうところなんて、相当凄い人だなと思います。
さらに、それよりも草庵の名を思いついた方に価値があると考えていたところが凄い。
去来の、趣きや縁に対する姿勢が窺えて、とても良いエピソードだと思って書いたので、「素敵」とのお言葉、大変嬉しゅうございます^^;
あと、柿売りさんがしたたかなのは私の創作ですが(笑)、関西の商人はこうでないと!^^;
ありがとうございました。
草庵の名への応援コメント
草庵って、なんか侘しいイメージがありましたが、40本の柿の木とはなかなか贅沢な風景ですね!
柿売りに半ば騙されたようなもんなのに、怒るでもなくこの事に因んで庵に名前を付けるとは、さすが風流人!!
私もこんな懐の大きい人間になりたいです。
作者からの返信
お星さま、ありがとうございます。
草庵といいつつ、豪商の別宅(?)ぽいのを手に入れたみたいなんで、だから柿が四十本もあったのでは。
柿売りがあざといのは、私の創作なんですが(笑)、一万貫をアッサリ返しちゃうのは、さすがは一流の俳諧師だなと思いました。
たぶん、そんなことより「落柿舎」という名前を思いついた方が嬉しかったんでしょう^^;
私もあやかりたいものです(笑)
ありがとうございました。
草庵の名への応援コメント
拝読致しました。
山に庵を求め、その名をどうするかで頭を悩ませ続けてはや三年。
この何とものんびり感が良いですね(^_^;)
柿売さんの一満貫をぽんと出す決断力、大金にも目が眩まずに違約金を求めず返却する度量……というよりも恬淡とした在りよう。
なんか、これぞスローライフという感じで、ほのぼのした雰囲気が良かったです!
作者からの返信
お星さま、ありがとうございます。
俳諧じゃなくて草庵の名前だから、のんびり考えようとしていたのかもしれません^^;
柿売りさん、ホントにどうして一万貫も持っていたのか謎です(笑)
去来もホント、わりとあっさり返しているところが凄い。
商人は商人で、俳諧師は俳諧師で、それぞれの道を貫いているところが素敵だと思い、書きました。
お楽しみいただけたようで、何よりです^^;
ありがとうございました。
編集済
草庵の名への応援コメント
英語のタイトルに京言葉が響き合って得も言えぬ俳諧味。
非常に面白いです、手練れという言葉が思い浮かびます。
東の深川の芭蕉庵に呼応するかのような西の京の落柿舎。
してやったりの去来さんの得意顔が残像としてあります。
作者からの返信
お星さま、ありがとうございます。
「同題異話」という自主企画に参加しておりまして、そのお題が「Under the Storm」だったのです。
で、英語のお題だと、かえって「和」にしてみようという、へそ曲がり精神が発揮されたのです(笑)
そんなわけで、Stormから嵐山、そして嵐山といえば落柿舎という連想ゲームと相成りました^^;
……もうちょっと、「おくのほそ道」と絡めたり、師・芭蕉とのかかわりを書こうと思ったのですが、やっぱり俳諧師の話なので、さっと書く感じで、一話完結となりました。
手練れとおっしゃっていただいて、嬉しい限りです^^;
落柿舎、いい名前ですよね。
のちに芭蕉が訪れて、ここで「嵯峨日記」をしたためたることになりますが、師をお迎えした時の去来さん、得意げだったんでしょうね(笑)
ありがとうございました。
草庵の名への応援コメント
落柿舎の始まりですね!
おもしろかったです。
嵐がなかったら生まれ出なかった名前🐷
作者からの返信
お星さま、ありがとうございます。
落柿舎という素敵な名前、何でなんだろうと調べたことがあって、そうしたら「由来」が紹介されていて、いつか書いてみたいなと思っていたのです^^;
お楽しみいただけたようで、何よりです♪
ありがとうございました!