鵠矢一臣

華子は悲劇のヒロインだ。家庭を顧みない夫。得体のしれない娘。そして夫の不倫相手の生霊。 彼女はすべてに疲弊していた。そんな彼女が幸せをつかむまで。

２１回目をテーマに書いた暇潰し的な作品です。

このご時世、個人情報の取得は限られている。 探す手掛かりはＳＮＳ。 赤の他人が完全に無関係な人間に辿り着けるのか。

創作をつづけていけば、他者の手がけたものを必ずどこかで見ることになります。 これは、創作を続けていたとあるふたりの人間が、自分や他人に向けた想いを打ち明け、それを通して⾃⾝の⾜…

　ある日の朝、隣の席の林田のおっぱいが大きくなっていた。 　よく見るとその胸が目に見えて大きくなっていた。 　昨日までツルペタだったはずなのに。 　そがよかったのに。 　どうし…

「先輩これ、義理チョコっす」 　そう言われて生意気猫系後輩からチョコを貰った僕。 　どう見てもパッケージがハート型なんですが、これ本当に義理チョコなんですか？ 　これはもしか…

　大感謝！　読者のみなさんに日頃の感謝を届けます！ 　カクヨムユーザー参加型の旅行企画がついに始動！ 　舞台は南国の無人島。 　白い浜辺にカクヨム自慢の美少女WEB作家が大集合…

父危篤の知らせを受けて家族で向かった田舎の特別養護老人ホーム。 臨終には間に合わず、叔母から受け取ったのは、父のスマホでした。 その中には、今まで知らなかった父が存在しました。

スマートホテルサービスが普及した未来、旧来のホテル事業者は窮地に立たされていた。 その中に、若きホテル経営者、大津河原（おおつがわら）田毛（だもう）がいた。 田毛は果たしてホテル…

　祭りが盛り上がりますように！　『君が居る景色』より前の話です。

俺の名前は鷲水 信吾 (わしみず しんご)。33歳の男で、中小企業のシステム開発会社でシステムエンジニアをやっている俺は、たまたま偶然妻の浮気を知ってしまった。 悩んだ末、再構築…

漫画「あさきゆめみし」を読みながら寝て目覚めると、そこは平安時代だった。 どうやら私は大君らしい。

女の部屋で夢ともまぼろしともつかない影像に目覚めた後で、私は八年前、青森で出会った一人の娘のことを思い出した。娘は壊れ物のように美しい声をしていた。今は東京に勤めに出て来ている娘…

つまらないの代名詞とも揶揄される、邦画好きの彼女が見た衝撃的な映画の結末とはー？

【第１章】想うのは自由、叶う努力は許されない。週１回３０分の密室でふたりきり。共有時間はあと僅か。本音を見せずに生きてきたオレを晒せるのはあなただけなのに、狡い男でゴメン。 【第…

　俺の所属する漫研にはオタサーの姫がいる。 　派手でこそないけれど部長や先輩から可愛がられている女だ。 　かわいいとは思う。 　あと、漫画も巧い。 　そんな彼女が、ある日自撮…

源次郎　侍二本差し、 金貸し 大家 周旋屋の番頭

小さい頃から本が大好きな私はいつか自分だけの物語を描くことを夢見ていた。 小学生の頃自作の小説を学校で配布したり、公募に応募したりするも目立った功績を残すことはなかった。時が経ち…

　まあ、そんな落ち込んでばかりいないで、ちょっと私の話を聞きなさいよ。 　昔の話なんだけど････。 　あ、昔の話っていっても、そんなに昔じゃないわ。 　第一次世界大戦の少し前…

「私」の半生とは……！？

私と読者と仲間たちをテーマに書いた意味もない作品です。

「もしもし、カメよ、カメさんよ」 　ウサギさんは、スマホでカメに話しかけます。 「世界のうちで、おまえほど、歩みの遅いものはない。 　どうして、そんなにのろいのか」 「なん…

KAC2021の４回目のお題は「ホラー」or「ミステリー」。 さて、先回のお題「直観」に引き続き困ってしまった。 困ってしまったので、「○○ミステリー発見！」のような感じのエッ…

30分で考えた5分で読める即興ショート小説です

スマートフォンをめぐるほのぼのした話……のはずが！？

新興住宅地のなかにポツンと佇む、場違いな一軒の葬儀屋【曼殊沙華】 ボロボロな葬儀屋を切り盛りするのは、イケメン店長の深山童子(みやまどうじ)と、店員(？)の千代のおかしなコンビ。…

人気ダンサーが転落死した。歩道橋から飛び降り、下を走る車の運転手を巻き添えにして。 自殺。捜査員の結論は一致していた。 しかし、遺族は言う。「あの子が自殺なんてするわけがないんで…

スマホをテーマに書いたミステリー(ホラー？)です。

【感謝81.6万PV突破!!】 物語創作に関する本を多数出版してきたフィルムアート社の中の人が、自社の本を徹底的に読み込み、それらの本の中から小説を書くために本当に必要なポイント…

走るをテーマに書いたホラーです。

ベトナム人の婚約者がいる主人公の夢の中の話。

KAC2021投稿作品。テーマは｢ホラー｣。 百物語風に、語り口調にしてみました。今年の夏なんかにご自由にお使い下さい。

久しぶりの合奏練習で、悪戦苦闘している僕のチェロを弾く手が止まった。 モーツアルトの序曲「騙された花婿」を演奏する最中、僕が体験したあの感覚は一体何だったのだろう。 その瞬間、…

里田雄一は非モテを自覚するさえない中学一年生だ。彼は、父方の祖父母宅の近所に住む飯塚沙月のことが好きだった。長期休みを全部つぎ込んでもよいぐらいには彼女のことが大好きだった。だか…

二年ぶりにお盆に帰郷した三浦孝則。彼が体験した不思議な出来事。 あんまり怖いのはちょっとという人にもおススメ。 KAC2021 ～カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシッ…

※KAC後も読んでいただいてるので注意書きですが、これはKAC2021のテーマが「ホラー&ミステリー」だった時になんかイラッとして2時間くらいでぽーんと書いたやつなので、その点だ…

直観をテーマに書いただけのホラーです。

ホラーをテーマに書きましたが、これは私の実体験です。

『KAC2021 ～カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2021～』 今回のお代は「ホラー」or「ミステリー」 あっ、そう！ 俺は我が道を行く！ 今回は、ぼやき続けて…

その探偵は直観で犯人を当てる。 証拠を当てはめていくのは刑事の仕事である。 しかし……。 KAC20213　お題「直観」用短編

気を付けて読んでください

駅のホームを歩く女性。そして迫る特急電車。その時俺は直観した。「パンツがみれるぞ」、と。 アルファポリス、小説家になろう、ノベルアップ＋にも投稿しています。

KAC2021 3回目お題「直観」用投稿作。 街ですれ違ったごく普通のおばさんが、なぜか人間でないと気づいた主人公だが……。

新型コロナウイルスの影響で、会社が一時帰休に。 製造会社に勤めて30年。 だけれど、私には、一時帰休でできた時間にやることもない。 この機会に家族とコミュニケーションを、という…

　これは無理難題へと挑む者達の物語である。 　この物語はフィクションです。 　フィクションとしてお楽しみ下さい。

俺は新米飛脚。 しかし、金のためとはいえ、長距離を走るのは辛くて仕方がない。 どうやって気を紛らわせば良いのだろうか？

　アパートのブザーを鳴らして、私は“彼女”の姓を口にした。扉の向こうからかすかに動揺する気配が、そしてそれがそのまま固化したような沈黙が伝わってきた。 　待ちなれた男のように、扉…

「甲子園」初出場が決まった「部員」たちの記録。