鵠矢一臣

クラスに一人は、やたら迷路を描いてる奴いましたよね。 っていう話ではあんまりなく、養父と僕の晩年のお話です。 ※なにをもって純文学なのか誰か教えてくだされ……（切実）

記憶をなくしてしまった男。 自宅とは思えない自宅に戻ってみたものの、記憶が無いながらも少し様子がおかしいことに気づき――

ただの、病室に有名選手が励ましに来てくれて、約束したりするパターン。かと思いきや――ー

高校の卒業式。証書授与の段になって、校長に引き続いてまったく瓜二つの校長が舞台に現れた。 わけもわからないまま式は進んでいってしまうが、『僕』はそれを引き気味に眺めていた。 その…

死去した叔父のスマホを渡され、ロック解除に挑んだ少女。 しかしあっけなく開いてしまい、その先で叔父の小さな秘密を垣間見てしまう。 知った秘密をどうしたものかと悩んだ末、少女はある…

某マップで仄暗い愉悦に浸っていた悪い人間の末路。ホラーのつもりです。 （※例の１０年前の出来事が話の筋に組み込まれております。まだ現在進行系であり、話のギミックとして使うことの…

バレンタインデーについての変な話です。

おうち時間に玉子焼きを焼いている。 どんどん腕を錆びさせながら。 ずっと。 ある人の帰りを思い描いて。

短編集です。 色んな所に散らばってる拙作を集めています。せっかく書いたんだもの。分散管理です。 ショートショート的なものや、ドラマ感のあるもの、分類不明なものなど。 テイストは…

悪夢にうなされユニガンの宿で目を覚ましたアルド。 街の井戸水に下剤が入れられたせいで、宿で食事が提供されず別な町へ移動することに。 だが道すがら、下剤の被害を受けて行き倒れになっ…

あなたという読者と私という文章の話。

両親に結婚したと嘘をついてしまった女。父の葬儀にやってはきたものの、家族との距離を測りかね――

実際に絡んだわけではありません、大人ですし。リアルに絡んだらどうなるかとかって話でもありません。