竜田川高架線

殺伐感情戦線第二十七回お題「糸」 　製糸工場の工女になり、対等な立場になったはずなのに腐れ縁の士族の娘、お梅にこき使われる元召使い、お里。 　彼女は、自分が片目を失うことになった…

今日のことも昔のことも書きます。 いつの間にかご飯日記になっちゃいました。 2022年4月23日 諸事情により本作を一旦完結とさせていただきたく思います。 長らくご愛顧いただ…

雨の日にだけ現れるオバケと対峙する男の子の話。 子どもでも読める過激表現のないホラーを目指しました。

愛する人に裏切られた少年の話。

出オチもいいとこの一発ネタ。全てを投げ出している姿はまさに真正のげそ。

大きな熱帯魚と付き合っていたことのある気品のある女性と、家柄だけはよいお坊ちゃんのお見合い話です。 その片鱗が感じられないかもしれませんが、コーヒートークという作品の中で読めるシ…

元マザコンの主人公が母の日に最愛のマザーと過ごす掌編。 元マザコン主人公の一人称で、料理とクルージングの場面描写があります。 母親離れしようと頑張っている途中なので、人によって…

小説家に恋する若者の一人称小説です。 純度高めです。

17歳くらいのときから一途にアタックしてくれている年下の男の子がついに成人する誕生日のお話です。 彼の気持ちに応えるかどうか悩んでいる臆病な大人の視点です。 思いっきり年の差BL…

星はいつか死ぬという。 今日も今日とて、そんな死にかけの星が、運よく秘境<星鳴きの森>に辿り着く。 そして歓迎されるのだ。 暇を持て余し、命を知らぬ哀しき主に。 しかし、今日の来…

ある日の放課後。教室に忘れ物をしたことに気づいた康太は、それを取りに自身の教室に戻っていく。教室の扉の前に立つと、教室からは男女の声が。気にせずに扉を開けた康太。教室には、告白ム…

　その日はどちゃくそに雨が降っていて、どちゃくそに体調が悪く、だから僕はどちゃくそになった。 注意：どちゃくそとは程度が大きい事を指します。誤った使い方をしないように気を付けま…

荒廃した近未来の世界を背景に、ある「誰か」がふと日記を書き始める。それだけの物語です。 別作品でおなじみの「ノイド1号」が登場します。 では、どうぞ。

第十六回殺伐感情戦線　お題「嘘」 ちょっとした嘘で友達に大怪我させちゃった女の子と、あえて大怪我した女の子の話だよ、よろしくね 割と正統派に百合百合してます（当社比） 事故シーン…

玄関からリビングまで、5m。 窓のないリビングにいた僕は、玄関にドッペルゲンガーがいる事を確信した。 彼が5mの距離をつめた時、僕は死ぬ。

　19歳の汚れた日本男児、多田野繋(ただの つなぎ)。幼少期からミリオタの親に囲まれて育ったソイツは、若りしある日に書籍を通して知った『パンジャンドラム』を筆頭とするロマン兵器を…

タイトルを『もう一度人生をやり直したとしても、また君を好きになる。』として、KADOKAWAさまより発売中です。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 初恋の人と結婚して三年。俺…

2月14日のバレンタインデー、中学2年生の主人公、魅音は１つの本命チョコを作った。 真心を込めてつくったそれを、食べて欲しいのは幼馴染。 でもその幼馴染は別に付き合っている子がい…

　文化祭の人間関係で悩む高校生の佐藤香。 　彼女はある日の帰り道、偶然暖かな雰囲気のカフェを見つけて、立ち寄ってみることにした。 　そこは、あやかしが住む「あちら」と人間がすむ「…

大手IT企業に勤める吉田は、入社以来想いを寄せ続けた先輩にフられてしまった。 後先考えずにヤケ酒をした帰り道。 電柱の下でうずくまっていた家出女子高生を見つけた吉田。 その女子…

宮沢賢治の死について、主に絶詠についての一考察です。妹トシの死について、また筆者の祖父の死についても触れ、死者と生者の関わり方を考察しています。2019年12月末に提出した卒業論…

『カクヨムのユーザーって、どんな人たちが集まっているんだろう？』 そんな疑問を、ユーザープロフィールページから得られた111,402人分のデータを使ってひもといていきます。 …

それなりに平穏で、それなりに不穏で、いい事も悪い事もイーブンになっている僕の毎日を、８割くらい担当してくれる孝代さん。

　この記録は、中京都内で発生した8.11同時多発テロ事件の際に交わされた国家中央警察第一方面管内の警察無線交信記録及び、その他の公開資料です。 　この事件の犠牲になられた方々への…

それなりに平穏で、それなりに不穏で、いい事も悪い事もイーブンになっている僕の毎日を、８割くらい担当してくれる孝代さん。 いつも僕に突飛な提案をしてくれる彼女だけど、僕にもいいたい…

「怖いお化けさんがいるので危ないですよ！　……私もお化けですけど」 心霊スポット巡りが趣味のカップルがある日、自動車転落事故を引き起こす幽霊がいると噂される旧猫垣峠へ向かう。 …

企画でランダムに出された三つのお題をもとに、ごく短めの掌編を載せていきます。 下書きに戻すことがあるやもしれませぬが、ご了承くださいませ。 では、どうぞ。

洋楽の話とか出てきますが、一応解説するつもりです。どうぞよしなに。

　一九五〇年代、ソ連。ドミトリ・ベリャーエフら遺伝学者たちは、野生動物の家畜化に重要な因子を特定すべく、キツネの交配実験を開始した。研究者たちは家畜にとって最も重要であろう『従順…

掌編をいくつか書きましたので、新たに作りました。 抒情的であったり、ナンセンスであったり…… 前衛的なものも、追加されるかもしれません。 お好みのお品がございましたら幸いです。…

自衛隊体験記です。 登場人物の名前は基本的に仮名です。 記憶を頼りに推敲なしで書き連ねているだけの駄文です。ご了承ください。

ひとの生きかたの話です。すぐ読めます。 抽象的すぎるのは未熟ゆえです。

じゃすとぷっしゅぷれい。 あんまり関係ないけどAerosmithはやっぱりWalk this wayがいちばん。 あと当然ですけどタイトルは訳でもなんでもないです。

あるいはもっとマイノリティ。 「あなたはだあれ？」 「べつにだれでも」 「わたしはだあれ？」 「べつにだれでも」 少女(幼女かも？)と青年の会話劇です。 注釈：作中のセリフはす…

基本ひとりごとです。愚痴多めかも。

女子小学生が食べたアイスの棒を渡されました。食べたばっかりなので、アイスがあった部分はまだべとべとしています。 貴方ならどうしますか？ ※当作品は小説家になろうにも掲載してお…

俺、狭山涼平は苦学生だ。高校二年生にして仕送り無しの一人暮らしをこなす日々。そんなある時、涼平の隣の部屋にある人物が引っ越してきたのだが……。 「さ、狭山くんが何故ここにいます…

2018年、世界は文字の精霊であふれかえっていた。主人公はその霊を「治す」べく仕事しているのだが……ちょっと異世界、ちょっと怖い短編。

小学校一年生の「私」の家になんと鬼がやってきた。家族にも無視されれるが実はそれは……、 2500字のショートショートです。

５年前にインタビューで出会ったとある俳優は、薬物使用の疑いで起訴された男と親交を持っていた。本当の芸術を模索する男がした選択とは。

女性の働き方改革によりストッキングが撲滅された世界で、ストッキングを偏愛する「俺」こと「須藤金太郎」は仲間を見つけるためネットの世界へ旅に出た。果たして「須藤」に安寧は訪れるのか…

エルフの隠れ里に迷い込んだ人間の男の子と、エルフの恋物語（ラブコメ）です。 拙作『隠れ里のものがたり』の番外編めいたものですが、細かい設定は変えてあります。 前作は読んでなくて…

新宿のラブホテルで働く私と彼。彼の右腕はナイフでできている。退屈で破壊したくなる日常が嫌で、私が「ワインを破壊したい」とつぶやくと、彼は乗り気で……。

30歳プログラマ。交際経験はゼロ。こんな状況を変えたくて、自分を笑った受付嬢を恋愛コーチにするが……。ステップ・イン・ザ・ナイト後日談。

かつての同僚から葉書が来た。それは六年前に「僕」と一緒に踊った女性だった。自分の気持ちに気付かない不器用なプログラマの恋愛短編。

【ゴールデンウイーク10日間　連続更新】 これは、現代版『桃太郎』か？ おとぎ系青春アクション、開幕。 思春期の精神が刃物となる刀化現象（とうかげんしょう）を発症した主人公・…

幼い頃は仲良く遊んでいた幼馴染『神崎天音』、彼女とは異性と言うだけで自然と疎遠になってしまい……高校生になり気が付くと彼女は美人で明るく、成績優秀スポーツ万能な、今更幼馴染である…

【Rising！の第一話と内容が重複しています。ご注意下さい】 　死を平等に告げる者、死神。 　しかし死を受け入れない一部の者は、怪しげな呪術師を雇い、死神を撃退してでも命を…

【カクヨム3周年記念選手権応募作品】 名家の養子である神奈川彩華（かながわさいか）は従兄弟であり一つ年上の遊佐将人（ゆさまさひと）を深く慕っていたが、家庭環境に嫌気がさした彼は…

おれはしがないサラリーマンだから、毎日会社に出勤して、帰ってきてから小説を書く。 遅々として進まない原稿にいらだちを覚え、完結しない作品が積みあがっていく。 そんな中、思い立った…