言葉とはその地域や歴史的背景、宗教に基づいて発生するものだと考えております。
日本酒 日本酒を日本酒以外に言おうとすると、意外と思い浮かばないものです。昔はサケとだけ呼称していたのでしょうか。
ファンタジー世界に日本酒と登場させようとすると、当然「日本」という言葉は使えないわけですから、その名称に悩みました。結果「米を醸造して作った酒」と書くことにしました。
シュペートブルグンダーというブドウの品種があります。ピノ・ノワールとして広く知られているワイン用のブドウ品種であり、ドイツでの名称です。
現在投稿中の「仰せの通りに、黒竜姫様」にうっかりこのシュペートブルグンダーを登場させてしまいました。このブルグンダーの意味はブルゴーニュ、つまりフランスの地名です。
やってしまいました。
ファンタジーを書く際には、可能な限りその世界に存在しないであろう言葉は使わない様に心がけていました。「仏」などはその最たる例でしょう。とある異世界もののセリフに「神様仏様」というセリフが出てきた際には「貴様のナーロッパには仏が存在するのか!?」と切れ散らかしながら書籍を破り捨てたものです。
さて、そういった理由で、私はファンタジーを書くことに躊躇しておりましたし、未だに怖いなと思いながら書いております。
現在投稿中の「仰せの通りに、黒竜姫様」では魔王国を舞台に主人公とヒロインがイチャイチャするだけの、正直言って敢えてファンタジー世界でやる必要がない物語ですが、現実世界よりも何かと設定に自由が生まれるという意味ではやりやすく感じております。
そう言えば「魔」という言葉、これって仏教由来だそうですね。