既読

4話くらいまで読むとじわじわきます。 話がだんだんおもしろくなるというより、 だんだんじぶんの笑いのハードルが下がってくるのです。 これはおそろしい小説です。 リヴァイアさんでゲラ…続きを読む

ある固定された状況が、人の行動や心理にどんな影響を与えるのか。 そうした思考実験そのものを物語にするジャンルには、例えば映画『SAW』や『CUBE』といった名作がある。 本作『ム…続きを読む

　タイトルは宮沢賢治『春と修羅』を模していると思われるが、中身は同作とあんまり関係がない。むしろ下敷きとなっているのは、同『銀河鉄道の夜』や『注文の多い料理店』などだろう。未読の諸…続きを読む

「この世界はシミュレーションである。しかもその演算は、そろばんのように単純な計算機によって手動で行われている」というジョークがある。これはシミュレートする側とされる側の時間認識の…続きを読む

わずかな隙間さえあればどんな場所にでも潜り込み、わずかな食糧で生存し、過酷な環境下に耐える人類の宿敵、ゴキブリ。そのゴキブリとの死闘を描く本作は、比類なきアクションでありながら、そ…続きを読む

SFとねこは相性のよい題材だ。『夏への扉』や『猫のゆりかご』といった古典的な名作がすぐに思いつく。後者にねこが出ていたかどうかはよくおぼえていない。ともかくSFにはねこが必要だ。そ…続きを読む

大きな悩みを抱えた人が、導かれるようにしてたどり着く、赤い看板の雑貨店。そこで手に入るのは、いまの悩みをたちどころに解決してくれる不思議なアイテム。あなたならこれをどう使いますか……続きを読む

　ピアノ、しかもクラッシックの話。この時点で、敬遠してしまう読者も多いのではないでしょうか。しかし、音楽に興味がない人も、ぜひ３話まで読んでみていただきたい。この作品は、ハイソな教…続きを読む

　☆がつかないのには理由がある。でも、それはあなたの小説がつまらないからではないかもしれない。 　ごく基本的なことながら、悲観的になると見えなくなってしまいがちなことだと思います。…続きを読む

　なろうにて「セ●●●の神さま～お●●●創世記～（伏字部分筆者自粛）」を連載中のどこもくんが「イルマニア」を引っ提げてカクヨム参戦だ。かつて別作品を投稿したものの直接的な表現が年齢…続きを読む

うちに帰るやろ？
美少年がおるやろ？
おかえりって言ってくれるやろ？
これ。
これが最強。
あとはちょっとだけ悲しいお話があれば、他になにもいらない。