マルマーの呟き

作者 不死身バンシィ

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★★ Very Good!!

マルマーたちから見た人間の滑稽さというか、本末転倒さ加減が何とも言えない……。優秀なのか無能なのか、なんともバランスの悪いところがまた愛嬌なのか。そしてその愛嬌ゆえ危なっかしくて目が離せない。猫がたまーに見せる慈愛に満ちた表情って、なるほどそーゆうバックボーンがあるからなのかも。

★★★ Excellent!!!

ミッシングリンクや共有意志をメインテーマにしたSFですね。
猫の視点で描かれているところが読みやすく、しかもいいアクセントになっていて面白かったです。まさか猫の集会にあんな謎があったとは!

あと猫だけでなく(足で踏み踏みされる)わんこもかわいかったです。

★★★ Excellent!!!

SFとねこは相性のよい題材だ。『夏への扉』や『猫のゆりかご』といった古典的な名作がすぐに思いつく。後者にねこが出ていたかどうかはよくおぼえていない。ともかくSFにはねこが必要だ。そうしてこの作品に登場するねこはまるでガミッチみたいだ。ガミッチというのはスーパー天才ねこで、「馬肉のせんせい」と「ネコちゃんおいで」に養育されている。ただこの作品に登場するマルマーはガミッチとは少しちがうようだ。彼はなにごとかを隠している。そうしてこの作品にはSFらしく、意識だけで接続する仮想空間がとうじょうする。仮想空間にはたたみとおこたがある。その先は自分たちの目でたしかめてほしい。おっとここもねこたちに見つかったようだ。わたしは行かなくてはならない。諸君らのけんとうを期待する。