鹿江路傍

「――潜入任務だァ？」 　ほとんど溶けてしまったベリーシェイクの飲み干すと、車持未紅は隣でストロベリーマティーニを傾ける女に訝しげな視線を向けた。 「そうさ。楽勝だろう、お姫様？…

　早宮詩織は兄の俊雄のマンションを訪ねた。勝手知ったる兄の部屋なので、特にアポイントを取るようなことはしない。 　ジャーナリストという仕事柄、ロクな食事を摂らない兄に好物のシチュ…

　中略。 「で、なんでまだ童貞も捨てていない僕が２０７行後に死ぬの？」 「あと１８８行後です。ちなみにあと８６行でライバルが登場します」（※あと１８８行後に主人公の佐藤太郎は死…

どこかの世界を旅するククルの紀行文の断片たち。 どこでもお好きなところからどうぞ。 気ままに行進。

トラック事故による異世界転生。転生させた側に起こる事柄。その結果。 1話完結の短編です。

ホームレスの写真を取っていた僕は老人から不思議な話を聞いた……。 この作品は、2016年5月28日公開時、現代ドラマ週間ランキング第1位でした！ ありがとうございます！^^…

とあるビルの一室で、立てこもり事件が勃発！ 犯人と人質は、話しているうちに心を通わせていく。 ショートショートです。 ちょっと暇なときにどうぞ。

T企画参加作品です。 【追記1】 ミステリー作品投稿後1週間で起きた奇妙な出来事を綴る にて、この作品に関する小話のようなものを紹介しておりますので、よろしければそちらも是非是…

数年前、電撃文庫にはとある読者参加企画がありまして、実は当時その企画で２、３回ほど優秀賞を頂いて雑誌に載ったのです。 今作はその初受賞作です。かなり初々しい文章です。悪く言うとあ…

僕、笹川侑弥。親友、芝田和城。 画家の僕とサラリーマンの芝田。 絵を描くことしか取り柄のない僕。 立ち止まってしまうたびに、芝田は僕の隣に立ってくれる。 いつも。いつも。

掌編です。

世界のどこかで生きる人間の話。 この小説はフィクションです。テロ行為、違法行為等を推奨するものではありません。 小説家になろうにも掲載しています

1話完結の短編集です。どこからでも読めます。

【月刊雑誌での小説連載が決まりました！】 科学技術と魔法が置き換わった、「今」とは違う世界。 ただ、この世界の魔法は、一度に何もかもを都合よく解決してもくれないし、伝説の魔法や…

あるある妄想「学校にテロリスト」のテロリスト側視点です。 よくあるチート男子に、テロリストは何を思うのか……。

突然、「死ねばいいのに」と言われて、「よし、死のう」となる人間は居ないと僕は思うので、つまり、君が言う「死ねばいいのに」という言葉には、きっと何の意味もないんだよと、僕は極めて論…