トラックで人を轢いて異世界転生させたトラック運転手だけど問題しかない

作者 @track_tensei

253

112人が評価しました

★で称える

レビューを書く

★★★ Excellent!!!

転生勇者の志望者が、道路にずらっとならんで、主人公にピーされるのを待っている。
ああ、うん。これおかしいわ。ただごとでないわ。と、先に言いますがネタバレかも。
主人公のお助けキャラがまずおかしい。主人公に轢殺をすすめるとか、本気で困りものである。
敵である世間を味方につけたと思ったら、ますますおかしな事態に寄っていく。
考えたこともなかったけれど、考え出した作者さん、すごいなと思いました。脱帽です。

★★★ Excellent!!!

転生者を轢いてしまったトラック乗りの話。
12人も轢いてるところで何らかの意思を感じられ物語に引き込まれます。
そして裁判風景をやっていくのかと思いきや……

斬新な視点に独特の展開!
一話でさっくりと読める手軽さ!
ラストの落ちも味があって良かったです。

意外な話をさくっと読みたい休み時間などに最適な作品です。

★★ Very Good!!

異世界転生モノの新しい視点に、思わず感嘆。そして笑い。
異世界転生ものは事故で死んだ主人公からの視点では絶対に描けない世界。
そうだよね。
事故とはいえ轢き殺しちゃったら罪に問われるよね。
しかもこの物語のトラック運転手は…
その悲哀に思わず「キツイね…」と声をかけたくなっちゃう事請け合いです。

Good!

世間一般的には絶対的に悪だとされる轢殺という行為を、目的の為に行うべきか否か。
別の世界を救う為なら轢殺すら推奨されるべきなのか。
それとも、如何なる目的の為であっても轢殺は悪であって禁止されるべきなのか。

という倫理学的な問いがここにある……。

そもそも“トラックに轢かれて転生”なんてトンデモ話が、カクヨムで平然と常識になっている事が、わたくし個人的には理解し難いのですが、それはまた別の話ですね。

★★★ Excellent!!!

 異世界転生物は、まず物語の発端で「主人公の死」が発生する訳ですが、物語の初めにおいて死を齎す舞台装置サイドの事が主題になる話は読んだ事がありません。本作はその舞台装置サイドにスポットライトを当てて主人公にし、その舞台装置にも充分に物語性を持たせ、ストーリーを大きく広げる事が出来る可能性を示唆しました。短い話ですが非常に読み応えがあり、大変に面白かったです。素晴らしい物語を生み出して下さった事、作者様に心から感謝します!!

★★ Very Good!!

トラックに轢かれて異世界転生、というのは良くありますが、「残される轢いた側はどうなるんだろう?」というのは時々考えていました。
この小説はそのことに対する一つの答えですが、単純に裁判受けて交通刑務所に入って終わり、とならずこれもまた一つの物語に昇華されているのが良いと思います。
それにしても、検事ェ……w

★★ Very Good!!

異世界転生の手段としては、あまりにも有名? であるトラックによる轢死。

だけど、轢いちゃった方は堪ったもんじゃない!

裁判やら、慰謝料などなど、さだまさし氏の「償い」に登場する「ゆうちゃん」と同じ目に遭うことは必死なわけです。

敢えてそこに着目する人がいなかったので、その点に感服いたしました。

Good!

異世界転生モノにありがちな「トラックにひかれる」始まり方。これは轢いたトラック運転手の物語である。轢いたトラック運転手の苦悩。それに対して、轢かれた被害者たちの喜びよう、さらにトラック運転手にさらに人を轢かせようとする人たちを見ると、最早狂気しか感じない。恐怖を感じられたので、星を。

★★★ Excellent!!!

異世界へと転生するために、幾度も使われてきたトラック。その運転手の末路はまさしくこんな感じなのだろうと思う。
この作品では、トラックの運転手に異世界へ送る力があったけれど、他の作品ではただ罪を背負っただけの運転手の方が多いだろう。今まで幾人の運転手達が犠牲になったのか……。今後異世界転生モノを作る予定の皆さんには、今一度考えて欲しい。



あと、時節入るネタで笑わせて頂きました。幼馴染のエキスパート? 何それ、僕も欲しい。

★★ Very Good!!

世にはびこる異世界転生ものを逆手にとった感じでタイトルの時点で既にうまいなと。
二度は使えぬネタだと思いますのでせっかくならばタイトルから離れた部分がもう少し見たかったと思ったりもしました。
コロンブスの卵のように思いつきそうでなかなか思いつけない部類だと思います!

★★★ Excellent!!!

トラックで轢いた人間を転生させる能力を持った主人公。
彼にとっての悲劇は、その能力を自覚していなかったこと。

彼は語り掛ける犬を幻覚とし、次第に追い詰められていきます。
だけど、彼を真に追い詰めたのはその事実だけではなくて―


転生トラック、と揶揄されるほど、ラノベ界隈に浸透した『トラック事故による転生譚』。
この作品はそれらへのアンチテーゼであり、実にメッセージ性の強いものだと思います。
安易に転生トラックを材料にした諸兄は反省すべし、と。

★★ Very Good!!

いわゆる転生トラックネタだが良くある異世界に行くと承知の上で嬉々としてあるいは淡々と轢き殺す話や普通に死亡事故を起こした扱いではなく少々捻った展開になっている。普通に有罪になっていればあんなことをするハメにはならなかったんだろうが。

★★★ Excellent!!!

転生の鍵となり、現世に残された
トラック運転手の成れの果て。
タイトルをまず見て、「そこに目をつけたか」と
単純に驚き、感心してしまいました。
人殺しとして世間に蔑まれる彼に、無慈悲に
与えられる狂った指命。
もうやめてあげてくれ、と狂おしく叫びたいです。