日諸 畔（ひもろ ほとり）

人生観だと明言する確かさは無いけれど、願望をつらつらと

【KAC2022】 第五回　お題　「88歳」 めでたく88歳の誕生日を迎えた吸血鬼。 その夜の晩餐は……？ サラリと読めます。

【KAC2022参加作品】 八田平八（88）はいつもの散歩帰りにとあるカフェに寄るのが日課だ。 そこで彼は今までに感じたことがない運命的な出逢いをすることとなる

2ヶ月の間に２匹の猫を亡くした私は、深刻なペットロスに陥ってかなりの間寝込んでいた。 墓に納めることもできない骨壺を抱いて泣く日々の中で、「猫と一緒のお墓に入りたい」と思った私は…

八十八歳のお祝いの話から拗れに拗れて、高校の音楽教師に鴉天狗が逆プロポーズされる話です。 KACお題「88歳」の参加作品であり、あやかしぴあののスピンオフ作品です。 本編はこち…

KAC20225『88歳』 一ノ瀬きよ香はこの日88歳になって米寿を迎えた。 周りは祝福ムードでめでたいはずが、なんだかモヤモヤする。 それに、おばあちゃん、おばあさん。呼ばれ…

cirrostratus=巻層雲 　曖昧でぼんやりとした色々。 　高校の新聞部、小池芽衣子と稲葉朔也。二人は幼馴染。 KAC2022 5回目お題『88歳』 (C)Copyr…

KAC2022、お題【８８歳】。 二刀流のお題で登場した銀髪紳士が活躍します。 「二刀流倶楽部」https://kakuyomu.jp/works/16816927861215…

Lenticularis=レンズ雲 　とある人が健康診断に行った。それだけの話である。 KAC2022 4回目お題『お笑い／コメディ』 (C)Copyrights 2022…

　かつて妻が愛した海との日々を、頑なに大切にする男の物語。 　彼の目に映る「海」は、一体どのような色をしているのだろうか？ 　KAC2022の5回目のテーマ「88歳」にまつわる…

KAC2022の第５回「８８歳」の短編作品です。 どこにでもいる女子中学生と、どこかおかしいその母親。 そんな二人のある夏の日の出来事。 第4回のお題の『マ゛ンﾊﾞ』母子、再…

KAC20225【88歳】妻が亡くなって、十年が経ち、私は八十八歳となった。飾り気のないベッドの中で私は妻のことを思い出す。 どうか、一瞬一瞬を大切に。（作者より）

日本人の平均寿命が八十八歳となった社会。俺はじいちゃんの米寿祝いで、登山に付き合うことになった。

多鶴子は婚活サイトで知り合った男性と何となく結婚してしまう。最初はスペック的に十分だと思って結婚したものの、やっぱり男性的な魅力を感じられず、退屈な結婚生活を送ってしまう。 そん…

世界を巻き込んだ大戦から数十年後── 不老化技術により老衰する事が失くなった世界において、古い拳銃を返却する女性がいた。 これはどこにでもいる……かもしれない名も無き老婆からの…

ほんのちょっとディストピアな未来のお話。 よろしければ。

桃は僕が大好きで、僕も桃が大好き。

KAC20224 お笑い・コメディ 篠原和人は、片想い中の佐倉さんに自分を見てほしいあまり、嫌いな相手とお笑い芸人を目指してると嘘をつく。だが、それがとんでもない方向へ！？

余命半年と診断された少女、逢坂さんのもとに通う主人公、奥寺。よくある難病モノのラブロマンス展開に、逢坂さんが物申す。「……ウチ、どっちかというと、ラブコメがしたいねん」 号泣必須…

　君は目玉焼きには何をかけるのかな？ 　醤油？　ソース？　ケチャップかな？ 　家族っていうのは不思議なもので、同じ物を食べていても好みはバラバラだったりする。 　僕が塩胡椒だけ…

KAC20224【お笑い・コメディ】 　毎夜俺が受験勉強中に、妹はノックもなし部屋に押し入ってくる。 　今夜も居座るつもりらしい。

次元転移装置の実験が失敗し、博士と助手は爆死エンドのループに入り込んでしまう。

中学からの幼馴染みである戸成が突然訪ねて来た。 彼は俺に向かって土下座をし、こう言うのである。 「頼む、俺とお笑いコンビを組んでくれ！」と。 いやいや、俺には無理だよ。 だって…

中途採用先の会社で僕は、社内対抗お笑いグランプリに出ることになった。 このイベントで優勝した部署が、この先一年、仕事でのアドバンテージを握るのだという。……んなアホな！ KAC…

俺は三年間想っていた女性に告白した。 「好きです。俺と付き合ってください」 「お願いを聞いてくれるなら付き合ってもいいです」 彼女の言う「お願い」はあまりにも意外すぎた。

前世でチンピラだった俺は、なんとモフモフと可愛いチンチラに転生していた！！ おバカなチンチラのほのぼのライフ。のひとコマ？？

巌流高校２年A組の宮本武子と佐々木五郎。 二人の掛け合いで始まる朝は、今日も平和である。

はじまりは、一人のコメディアンの死だった……。 KAC20224 お題 : お笑い/コメディ © 2022 Sukima Sangyo Corporation. Al…

突然来た彼と私は、付き合ってた頃はお笑い好きでした。 千文字前後の掌編小説。ちょっとえっち。ちょっと……。

とあるお笑い芸人の生涯。 お笑いに目覚めたきっかけは、両親の不仲をとりもつため。売れっ子芸人に弟子入りするも、延々と続く過酷な下積み生活……そんな壮絶な芸人のバイオグラフィーを、…

【KAC2022④】お題：お笑い／コメディ あの作家兄弟が、今年もKACに挑んでいるようです。

むかーしむかしの物語。

「先輩、私とお笑いをしませんか？」 卒業式が終わって声をかけられたら、まさかの勧誘だった。 大学を出たら、どこかの企業に就職できればいいと思っていたのに、まさかの芸人道へ？！…

〇快速並みに飛ばす列車、降車するにはヤングアダルトな無表情な女の子を笑わせるしかない！　数々のお寒ギャガーたちが敗れる中、ついに勝者が現れる！？ KAC20224「お笑い/コメ…

とあるお笑い芸人コンビのお話。 うん。ちゃんとコメディ。そしてハートウォーミング。 モデルは今年引退した、とても才能あるお笑い芸人さんです。

夏休みに祖父の住む田舎に行ったヨウイチはかつて一緒に遊んだタケシとキンジロウに再会する。三人仲良く遊んでいるとある日タケシが「八尺様ってのが出る場所がこの村にあるらしいぜ」と……。

KAC2022によせて書きました。お題は「第六感」です。なお二作目です。

第六感。 それは何を視せ、何を想わせるのか。

私は山中浩二。ただの探偵だ。だが、私は他の人と違う点がある。それは、第六感で犯人も凶器も動機もなんとなくわかってしまうことだ。　 事件は解決できる。だが、それを証明する術が私には…

ゴポ……。 脳内にその音が聞こえると、少女は「不運」を見ることができる。

　――――西暦二〇八五年。 　人類の科学文明は隆盛の一途を辿り、生きる上でのあらゆる問題は科学によって解決・克服されつつある、そんな近い未来の地球。 　そんな人類を新たな脅威…

短編！

KAC20223『第六感』参加作品。 東雲いちかは、ある出来事がきっかっけで同じクラスの森川君のことが気になっていた。 「ねえ、森川君って、魔法使いだよね？」「……え？」 い…

突如として現れた僕の能力。それは霊の声を聞くこと。 その能力を駆使し、世界中に残る地縛霊やさまよって成仏出来ていない霊を成仏させる仕事をしていたが、ある日僕の能力をめぐって争い…

この世界を作った創造主は、六人の王を生み出した。 五感を司る王達は、それぞれの民を統治し国を治め、世界は栄えてゆくが、六つめの王には何ひとつの感覚が与えられなかったという——。 …

小さな頃から幽霊が視えるボクは、ある日、不思議なお兄さんに出会った。

　王国の一人娘、美しいお姫さまが迷宮の悪魔に連れ去られてしまいました。 　お姫様を助けるために騎士も戦士も勇者も果敢に挑んだけれど、誰も王女を救う事ができずにいます。 　国王は…

KAC20223【第六感】 　私の彼氏はやばい人だ。 　入社当初も同期である彼をどこか危険な人だと感じていた。いわゆる第六感というものだ。誰にでも優しく、仕事のできる完璧な人に見…