衞藤萬里

眠れない熱帯夜、夜明けを待つまでの暇潰しに語られる、遠い夏の記憶。

タイトルが全てです。異世界にラインがあったら、ラインで誤爆したら、という話です。

シシカ村に住む平凡な農民の少年ノマの元へ、見慣れぬ服装の少女がやって来た。 「わたし、魔法使いのリリアと申します。人助けをするために参りました」 まほうつかいって、なんだ？　畑を…

僕が働く会社の社長が逮捕されちゃった。 こ、これは一大事だ！ きっと、世間を賑わすニュースに違いない！

カクヨム甲子園に出そうと思っていた作品です。 書き途中で見事に忘れていました。 途中のものを一時間で書いたものです。 拙い文章ですがご容赦ください

趣味で小説を書いている柚月麻理は、ある作品の読者数が伸びて、大喜び。それからも どんどん作品を書いていくが、彼女の心は段々、歪んでいって...

人は俺を少年探偵ガジェットと呼ぶ。 なぜ、ガジェットかって？ それは俺にしか扱えない秘密の探偵道具が理由だ。 俺は今までその秘密の探偵道具『ガジェット』を使って、いくつもの難事件…

天野さんは保健室登校をしていた女子だ。 どういうわけか今学期からクラスに復帰した。 その理由を僕だけが知っている。 彼女は僕に言った。 「協定を結ぼう。片思い協定。」 それが…

中秋の名月なので書きました。

ちょっととぼけたSF短編です。 去年星新一賞に応募したんですが、落選した作品です。今年は応募できそうにありません。

『沖田総司』に欠かせない医者の娘との淡い恋を 淡いままに綴りました。 沖田さんと医者の娘は、 どうしても一度は描きたくなるものです。。

小学校五年生の僕は、気がついたら知らないところで誰かに拘束されていた。一体どうしてこんなことになったんだろう……。 爬虫類が苦手な方はご注意ください。 子供への暴力描写がありま…

野菜の仲卸をしている俺は社内でいじめにあっていた。 売り上げを取って行く先輩。パワハラ社長にその娘。 役立たずの烙印を押されて会社をクビになったので、絶望のままスーパーでお弁当を…

本に囲まれた「図書館」という空間が大好きな「わたし」が、引っ越し先で訪れた「図書室」でちょっと奇妙な女の子と出会う……ほっこり系ホラーです。図書室（館）が好きな方へ勝手におすすめ…

僕はコンビニで高校時代のクラスメイトと偶然再会した。 「ラジオが壊れちまったんだ」 元、クラスメイトのトシオはそう言う。しかも何だか様子がおかしい。 ラジオ、とは一体……？

わたしは小さな頃から、しょっちゅう迷子になっていました。 小学校でも、中学校でも、高校でも、わたしは道に迷ってしまう。 元々のわたしの性質だから、大人になってもそれは直らない………

　横暴な上司に疲れ果てて、愛宕山に登った“私”は、山中の小さな社の前で一人の子どもに出会う。 　よほど疲れた顔をしていたのだろう。 　子どもは私に話を聞かせてくれとせがんできた。…

第５回こむら川朗読小説大賞の参加作品です。

残酷な感じです。苦手な方はおやめください。 おいしい手料理を用意しましたの。 さぁ、召しあがれ。

　数年前小学五年生だった、隣に住んでいた『琢ちゃん』。彼はいまも私の大切な思い出の人――。 　仕事の関係で、そんな琢ちゃんの自宅マンションに立ち寄ることになった瑠由。 　懐かしく…

無職の俺と少年、翔太の真夏の小さな冒険

処女作が書籍化決定だよ！　これでハッピーエンドだよ！ ……あれ？　でも何か違和感が？ ※このエッセイは小説家になろうでも掲載しています。

何故、そうなったのかを問い直す時かもしれない。 身近な問題はそこに起因するのかもしれない。

投稿サイト選びは迷うものである。 初めてのひとも、乗り換えを考えるひとも。 カクヨム、小説家になろう両方を経験した筆者が、それぞれの利点、欠点を述べたいと思う。 サイト選びの参考…

夏の陽炎が見える度に、私へと夏が来たことを知らせてくれる。 言葉の意味を隠しながら…。

第1回「G’sこえけん」音声化短編コンテスト参加作品。 （テーマ：あなたの心を離さない“後輩のくせに失礼な”あの子） 殺し屋のネムちゃんとその先輩が、通話でウィットに富んだ会話…

空に浮かぶ月を眺めていると、ふとあなたの顔を思い出す。 だから私は、愛しいあなたを忘れないように、いつもその夜空をキャンバスに切り取ってしまうのだ。

曜変天目茶碗が出てくるSF？て感じの話し かぐやSFコンテスト2（未来の色彩）落選作

１０歳のおませな女の子の初めてのお便り、書簡体小説です。 一緒に暮らしてたおばあちゃんが入院して、迎えに来てくれた叔父さんとはぎくしゃくしてて、知らない誰かと文通をする

彼女に会いに、僕は海を渡った 変わらない景色といつもの笑顔 僕は、あいも変わらずシャッターを切った。

好きな人に振られて自棄になった中学生の女の子が、不思議な体験を通じて成長するお話です。 「５分で読書」短編小説コンテスト2022参加作品です。 参加テーマ：だれにも言えない恋（…

ひとを好きになった経験のない少女・小春子。 友人たちとの恋バナに辟易として逃げ込んだ図書室で、可愛すぎる男子生徒・陸と出会う。 アセクシュアル――。 他者に恋愛感情を抱かないセ…

真夏の工房で、２７歳無職の変人である兄は言う。 「妹よ。タイムマシンを完成させたぞ！」 それを呆れてただ眺めていると、その場にお爺ちゃんが現れて、兄へと言い放った。 「今、…

【あらすじ】 平安時代、御堂関白こと藤原道長が生きていた時代、道長四天王の一人、平井保昌はある想いを抱き、悩んでいた。宮中で見かけた和泉式部のことが気になって仕方なかったのだ。保…

「5分で読書」最終選考突破！！ とある過疎の村。そこには山神さまの力を宿した少女がいた。少女は無垢であり、無垢であらなければならなかった。 そんな彼女のもとに一人の少年が訪れる。…

繁蔵は今年七十五にもなる爺だが、散歩に出かけたある日、公園で読書をする花江と出会い心を惹かれる。 そんな感情をこんな歳の爺さんが持っていいものかと繁蔵は葛藤するが、花江にはある秘…

ある日の放課後、下駄箱を開けるとそこには一通の手紙が入っていた。中身はなんとラブレター、ただし差出人のところは何故か数字で書かれていた。僕はこの一世一代のチャンスを逃すまいと、貯…

　仕事をクビになり、私は海を目指しました。だけど、トラブル続きであわわわわ。 　脳は海の匂いを求める。

ある日、私は自身で作った炒飯に恋してしまう。 私は葛藤の末、炒飯を恋人にすることを決めるが、そこには困難が待ち受けていた。

王宮直属司書である星藍は「本を喰らう虫」と周りから評されるほどの本好き。 彼女は司書として本と向き合い、そして寄り添う。 この王宮図書館にある本全てを管理し、古くなったものを新し…

【カドカワＢＯＯＫＳ様より書籍発売中！２巻は９／１０発売決定（イラスト：ＣＯＭＴＡ様）コミックス１巻発売中！（作画：赤樫先生）】 捨て子だったクナは、義理の兄と共に最果てと…

　ある町を拠点にしていた2人組の冒険者は職員から『北の森で虹の花を探して欲しい』という依頼を紹介された。 　面白そうな依頼であり、報酬も少なくない。依頼者の信用度も加味した結果、…

これは、とある中学校での一コマ。 相頭兄弟がテレパシーでトランプのマークと数字を言い当てるという。もしそれを妨害できたら商品として給食のプリンがもらえる。 音賀那糸は音で妨害を試…