概要
クソ上司に悩む全ての人たちへ
横暴な上司に疲れ果てて、愛宕山に登った“私”は、山中の小さな社の前で一人の子どもに出会う。
よほど疲れた顔をしていたのだろう。
子どもは私に話を聞かせてくれとせがんできた。
だから死ぬ前に話をすることにしたのだ。私の最悪な上司の話を。
よほど疲れた顔をしていたのだろう。
子どもは私に話を聞かせてくれとせがんできた。
だから死ぬ前に話をすることにしたのだ。私の最悪な上司の話を。
いつも応援ありがとうございます
リクエストも受け付けているのでよろしくね!
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!いっそ本当にただのひどい奴であってくれたら
ひどい上司のおかげでもうボロボロのおじさんが、山中で出会った見知らぬ子供に、その愚痴を聞いてもらうお話。
堰を切ったように話し始める主人公の、その長々続く独白が圧巻。
これが本当に「ただろくでもないだけの上司」であれば、きっと見限れば済む話だと思うのですけれど。
でも同時に、その上司の持つ魅力に彼自身が惹かれているという、その事実も伝わってくるのがなんとも切ない。
離れようにも離れ難く、しかしそばにいればいるほど追い詰められてしまう……。
どうにもならない詰み状態というか、ジリジリすり減っていく様子が本当にこう、好きなんて言ったら悪いんですけど、でも好きです。たまらんポイント…続きを読む